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ラオックスが秋葉原の巨大店舗を来年1月13日で閉店に!

2002年12月05日 00時00分更新

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 万世橋近くに聳えるラオックス ザ デジタル館が来年閉店になる。12月3日付けの同店のホームページ「Yahoo! Cafe秋葉原店クローズのお知らせ」でも判明していることだが、「長らくご愛顧頂いておりましたラオックス ザ・デジタル館が2003年1月13日をもちまして閉店致すことになりました」との文面が告知されている。同店は1997年10月オープン、敷地面積654平方メートル、延床面積5762平方メートル、店舗面積3336平方メートル、地下1階から地上9階の巨大な店舗だった。夕方になると上に輝くLAOXの文字がひときわ目立つ店舗のひとつだった。
 ラオックスは11月業績の下方修正を発表すると同時に、既存店の活性化・不採算店舗のリストラ、秋葉原店舗の再編成を発表していた。一方で、ひと足先に、今年10月、同社はエンターテイメント型店舗ASOBIT CITYをオープン。PC本体、パーツなどを扱わず、ホビーやその他エンタテインメント商品に重点を置いた店舗だが、ある意味、競合する量販店がない計算された新しいスタイルだと言える。2005年のヨドバシカメラの秋葉原進出が従来のスタイルのまま行われると仮定しても、競合とはなり得ない考えられた店舗形態をとっている。今回の閉店がこれらの流れを組んだものかどうかは詳細は不明だが、秋葉原における量販店のスタイルを象徴するひとつの事例となりそうだ。



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