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Inspiron 8200/Inspiron 2650

Inspiron 8200/Inspiron 2650

2002年12月17日 00時20分更新

文● 及川 晴生

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コスト・スペックともに手堅くまとまった1台
――Inspiron 2650

Inspiron 2650
写真8 デルコンピュータのノートPCのラインナップでも、特にコストパフォーマンスを重視したオールインワンノートの「Inspiron 2650」。

 「Inspiron 2650」は、個人/SOHO/中小企業向けのコストパフォーマンスに優れたA4オールインワンノートだ。Mobile Celeron-1.5GHzに128MBのメモリ、20GBのHDD、24倍速CD-ROMなどといった構成のベーシックモデルで12万9800円と、圧倒的な低価格を実現した。

左側面 右側面
左側面。右側面。
背面 前面
背面。前面。
写真9~12 左側の光ドライブは、24倍速CD-ROM、16倍速CD-RWドライブ、16倍速DVD&CD-RWコンボドライブから選べる。右側のFDDは標準添付。

 もちろんデルコンピュータならではの豊富なB.T.O.メニューから、CPUやメインメモリ、HDD容量などを自由に選択できる。ちなみにCPUには前出のMobile Celeronのほか、Pentium 4-M-1.7/1.9GHzも選択できる。そのほかビデオチップもビデオメモリが16MBのGeForce2 Go 100と、32MBのGeForce2 Go 200から選べるなど、予算や必要とする性能に応じて徹底的にカスタマイズ可能だ。

 液晶パネルは14.1インチTFTと15インチTFTがあり、解像度はいずれもXGAとなる。XGA表示の15インチTFTはフォントサイズにも余裕があり、Webサイトの細かい字などでも読みやすい。

底面
写真13 ボディ背面は手前と奥で滑り止め用のゴムの高さが若干違い、そのまま設置すると若干手前側が低くなり、キーボードなどを操作しやすいようになっている。

 ボディは濃い紺色でまとめられており、全体的に落ち着いた印象だ。営業先など外に持ち歩いて使いたい方には、自己主張が強くない本機のデザインが使いやすいだろう。キーボードは右側のいくつかのキーが若干詰まっている以外は19mmピッチを実現している。配列もほぼ標準的で使いにくさはない。なお、Inspironシリーズの上位機ではポインティングデバイスとして、スティックとパッドの両方を装備しているが、Inspiron 2650ではパッドのみとなっている。


 インターフェイスは、USB、PS/2、モデムとEthernet、TypeIIのPCカードスロット、さらにモニタ出力やパラレルポートなど一通り揃っており、不便を感じることはない。用途が明確になっているなら個人ユースでも十分魅力的だが、特に部課単位で古くなったPCを一挙にリプレースしたいといった場合にこそ、この製品のコストメリットが最大限活きてくるだろう。


Inspiron 2650の主なスペック
製品名 Inspiron 2650
CPU Mobile Celeron-1.5GHz
メモリ 256MB(256MB×1)
液晶 14.1インチTFT
解像度 1024×768ドット/フルカラー
HDD 20GB
光メディアドライブ CD-ROM(24倍速)
通信 モデム&LAN
サイズ 328(W)×275(D)×38(H)mm
重量 約3.22kg
OS Windows XP Home Edition
Officeアプリ

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EDiCube R450H Inspiron 4150 バイオノートGR PCG-GRS50/B
エプソンダイレクト「EDiCube R450H」レビュー(from 月刊アスキー)デルコンピュータ「Inspiron 4150」レビュー(from ASCII PC Explorer)ソニー「バイオノートGR PCG-GRS50/B」レビュー(ASCII24 Reviewオリジナル)

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