(株)住友金属システムソリューションズ(SMISOL)とエヌイーシーソフト(株)は2日、電子メールの情報セキュリティー管理ツールとして『GUARDIAN WALL(ガーディアンウォール) Version 5.0』を発表した。発売日は、Solaris版が10日で、Linux版が2003年1月6日。Linux版はNECソフトが販売する。
検査・配送ルール |
『GUARDIAN WALL』は、企業などの組織内のメールサーバー/メール中継サーバーにインストールして、本文や添付ファイルを含む電子メールの送受信記録の保存と、内容のフィルタリングを行なうための管理者向けソフト。検査条件の設定から統計情報の参照、システム管理などが行なえる。最新版では、メールのフィルタリングの際に、キーワード検査条件や添付ファイル形式の検査条件を、グループ単位や個人単位で設定できるようにしたほか、各キーワードの検査範囲を、標題のみ、添付ファイル名のみに限定することも可能になった。
『GUARDIAN WALL Version 5.0』 |
対応OSは、Solaris版がSolaris 2.6/7/8(SPARC版)、Linux版がRed Hat Linux 7.2/7.3、TurboLinux 7 Server。価格は50ユーザーの120万円から無制限の500万円まで。年間保守料金は50ユーザーの18万円から無制限の75万円まで。両社は今後、共同開発体制をとることで、Solaris版とLinux版を同時期に発売していくという。