東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は28日、FTTHを利用した100Mbpsの定額制接続サービス“Bフレッツ”に対応したビジネス向けのブロードバンドルーターの販売を12月5日に開始すると発表した。NTT東日本は『Webport BR410』とVPN対応の『Webport BR410VPN』の製品名で、NTT西日本は『Web Caster BR410』と『Web Caster BR410VPN』の製品名で販売する。価格はBR410が4万9800円、BR410VPNが6万9800円。
『Webport BR410/BR410VPN』 |
BR410は、スループットが最大60Mbpsのブロードバンドルーターで、最大4ヵ所までの接続に対応したマルチセッション、複数固定IPアドレス(Unnumbered機能)に対応する。パケットフィルタリング機能のほか、ステートフルインスペクション機能、DoS攻撃などを検出する攻撃検出機能などを搭載する。QoSは、優先制御と帯域制御に対応。インターフェースは、WANが10/100BSE-TX×1、LANが10/100BASE-TX×4でスイッチングHub機能を装備する。本体サイズは幅305×奥行き182×高さ44mm、重量は約1.6kg。消費電力は7.2W(平均)。BR410VPNは、VPN機能(IPsec/DES)を追加した製品。VPN機能以外はBR410と同等。消費電力は9.6W(平均)となる。なお、BR410でもオプションカードを追加すればVPN機能を利用可能。対応する回線はBフレッツとフレッツ・ADSLで、フレッツ・グループアクセスのサービスにも対応する。専用オプションとして、INSネット64/1500、ディジタルアクセス64/1500、フレームリレー回線用のカードも用意する。