日本ヒューレット・パッカード(株)は28日、コンパックコンピュータ(株)との合併にともない、これまで両社が販売していたIA-32ワークステーションの製品ラインアップを統合し、同社のIA-32ワークステーションのブランド“hp workstation”として、12月2日に新製品の販売を開始すると発表した。今回新たに8シリーズを用意し、すでに販売している省スペース型ワークステーション“Evo Workstation”2シリーズと合わせて10シリーズ47モデルとなる。直販のオンラインストア“hp directplus”と“hp directplus コールセンター”(TEL.03-5304-6777)でも12月上旬から取り扱いを開始する。
hp workstation xw8000 |
“hp workstation xw8000シリーズ”は、hp workstationの最上位機種。CPUにデュアルプロセッサー対応のXeon-2.4/2.8GHz、チップセットにインテル E7505を採用し、最大6GBのECC DDR SDRAMメモリー(PC2100)、最大365GBのUltra320 SCSI対応などのHDDの搭載が可能となる。メモリースロットは6DIMM(3ペア、デュアルチャネル)で、10/100/1000Mbps LANアダプター、PCI-X×3(64bit/133MHz×1、64bit/100MHz×2)、PCI×2(32bit/33MHz)、USB 2.0×6などを装備する。本体サイズは幅21×奥行き51.5×高さ44.9cm、重量は18kg(最小構成時)。6モデルを用意し、価格は41万1000円から。仕様をカスタマイズできるC.T.Oモデル“同 xw8000/CTシリーズ”は40万9300円から。出荷開始はともに12月下旬。
hp workstation xw6000 |
“hp workstation xw6000シリーズ”は、CPUにデュアルプロセッサー対応のXeon-2.4/2.8GHz、チップセットにインテル E7505を採用し、最大4GBのECC DDR SDRAMメモリー(PC2100)、最大240GBのUltra ATA/100対応などのHDDの搭載が可能となる。メモリースロットは4DIMM(2ペア、デュアルチャネル)で、10/100/1000Mbps LANアダプター、PCI×4(32bit/33MHz)、USB 2.0×4などを装備する。本体サイズは幅16.8×奥行き44.7×高さ44.8cm、重量は12kg(同)。6モデルを用意し、価格は35万9000円から。C.T.Oモデル“同 xw6000/CTシリーズ”は35万9500円から。出荷開始はともに12月上旬。
“hp workstation xw5000シリーズ”は、CPUにPentium 4-3.06/2.8GHz、チップセットにインテル E7205を採用し、最大4GBのECC DDR SDRAMメモリー(PC2100)、Ultra160 SCSI対応などのHDDの搭載が可能となる。メモリースロットは4DIMM(2ペア、デュアルチャネル)、10/100Mbps LANアダプター、PCI×5(32bit/33MHz)、USB 2.0×6などを装備する。本体サイズは幅21×奥行き51.5×高さ44.9cm、重量は18kg(同)。4モデルを用意し、価格は45万5000円から。C.T.Oモデル“同 xw5000/CTシリーズ”は35万8100円から。出荷開始はともに1月上旬。
“hp workstation xw4000シリーズ”は、CPUにPentium 4-2.4/2.8GHz、チップセットにインテル 845Eを採用し、最大2GBのECC DDR SDRAMメモリー(PC2100)、最大240GBのUltra ATA/100対応のHDDの搭載が可能となる。メモリースロットは2DIMM、10/100Mbps LANアダプター、PCI×5(32bit/33MHz)、USB 1.1×4などを装備する。本体サイズは幅16.76×奥行き44.73×高さ44.83cm、重量は12kg(同)。9モデルを用意し、価格は19万8000円から。C.T.O.モデル“同 xw4000/CTシリーズ”は16万1000円から。出荷開始はともに12月上旬。
なお、OSはWindows 2000 Professional/XP ProfessionalまたはRed Hat Linux(2003年春以降に出荷予定)。2次元から3次元ハイエンドグラフィックスコントローラーまで8種類を用意しているという。