日本アイ・ビー・エム(株)は6日、IAサーバー製品群“IBM eServer xSeries”の新機種『xSeries 225』と、テープライブラリー『4560SLX 5U SDLT/LTO Tapeライブラリー』、無停電電源装置『IBM UPS 3000X』の販売を開始すると発表した。
『xSeries 225』 |
『xSeries 225』は、Xeon-2.4GHzを最大2基搭載でき、512MB PC2100 DDR SDRAMメモリー(最大8GB)、36.4GBのHDD×3、ホットスワップ対応のHDD用ベイ×6、Ultra 320 SCSI対応のRAIDアダプター『ServeRAID-5i』、電源ユニット×2を標準で装備する。本体サイズは、タワー型の場合が幅165×奥行き660×高さ467.4mm、重さは最大で25.8Kg。オプションで4Uのラック型モデルにも変更でき、DDS-4対応のDATドライブとOS(Windows 2000 Server)の有無により4モデルを用意する。 IBMダイレクトの価格は、DATドライブとOSを同梱した『3HJ』が82万円、両方とも導入しない『3AJ』が63万円。12月16日より順次出荷を開始する。
『4560SLX 5U SDLT/LTO Tapeライブラリー』は、1台でLTOとSDLTの両規格に対応できる製品。LTOは30カートリッジ、SDLTは26カートリッジまで内蔵でき、最高で8段までラックに重ねることができる。オプションでファイバーチャネルカードを用意し、SAN用途にも対応可能。本体サイズは、幅424.18×奥行き787.4×高さ222.25mmで、Windows 2000、NetWare、Linuxに対応する。価格は158万円で、12月6日に出荷を開始する。
『IBM UPS 3000X』 |
『IBM UPS 3000X』は2Uサイズで縦置きも可能な無停電電源装置。電源容量は3kVAで、オプションの拡張バッテリーを利用することで、停電時でも最長90分まで電源供給が行なえるという。電圧が100Vと200Vの2モデルを用意し、電圧100Vの『IBM UPS 3000XLV』の価格が49万8000円。12月20日に出荷を開始する。なお、日本IBMと(株)エーピーシー・ジャパンは本日付けで販売契約を締結しており、3000Xはこれが初めて適用された製品となる。