(株)ワコムは25日、液晶ペンタブレット“Cintiq(シンティック”シリーズの新製品として17インチSXGA液晶パネルを搭載した『WACOM Cintiq C-1700SX』を12月6日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は30万円前後。
『WACOM Cintiq C-1700SX』 |
『WACOM Cintiq C-1700SX』は、18インチ型の『C-1800SX』と15インチ型の『C-1500X(G)』の中間に位置する製品。液晶パネルは1280×1024ドット1677万色表示に対応し、視野角は上下/左右170度、輝度は230cd/m2、コントラスト比は400:1で、応答速度は30ミリ秒。インターフェースはDVI-I(29ピン)を採用し、アナログRGBケーブルが付属する。ペン入力には電磁誘導方式(コードレス/電池レス)を採用し、512レベルの筆圧機能、消しゴム機能に対応。タブレットの読み取り分解能は最高0.05mm、読み取り精度は±0.5mm、読み取り速度は最大で毎秒200ポイント。インターフェースはUSBとRS-232Cを装備する。電源はAC100V~240Vで専用ACアダプターを利用する。消費電力は最大45W。本体サイズは幅418×奥行き362×高さ57mm、重量は6.0kg。47段階のチルト角度調整が行なえる。
対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、Power Macintoshで、対応OSは、Windows XP/Me/98/2000/95/NT 4.0(SP3以降)、Mac OS 9.x/8.6/8.5、Mac OS X 10.1以降。ペイントソフト『procreate Painter Classic』(Windows/Mac OS版)、アノテーション&手書きメールソフト『PenPlusパーソナル』(Windows版)、手書き文字入力ソフト『PenFEP/Jr SE』(Windows版)が付属する。