(株)アイ・オー・データ機器は25日、IEEE 802.11b準拠の11Mbps無線LANアクセスポイント『WN-B11/AXPH』、IEEE 802.11a準拠の54Mbps無線LANアクセスポイント『WN-A54/AXP』、CardBus対応のUSB 2.0&無線LANカード『WN-B11/CBU2』、マグネット付きタップ型8ポートスイッチングHub『ET-FSWH8-TP3』、16ポートのスイッチングHub『ET-FSWH16L2』、250GBの外付け型/内蔵型HDD、640MB対応のMOドライブ『MOX-SX640A』などを発売すると発表した。
『WN-B11/AXPH』 |
『WN-B11/AXPH』は、IEEE 802.11b準拠の無線LANアクセスポイントで、セキュリティー機能は64bit/128bit WEPに対応する。“Wi-Fi”認定も取得しているという。インフラストラクチャーモードで動作し、ローミング機能も利用できる。各種設定はウェブブラウザーで設定可能。本体サイズは幅91×奥行き140×高さ38mm、重量は約200g。10/100BASE-TX×1ポートと、左右独立可動式のダイバーシティーアンテナを搭載する。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/98 SE/95/NT 4.0。AC電源アダプターが付属する。価格は『WN-B11/AXPH』が1万3800円で11月下旬出荷予定、PCカード(Type II)の無線LANアダプター『WN-B11/PCMH』をセットにした『WN-B11/AXPH-S』が1万9800円で11月末出荷予定。
『WN-A54/AXP』 |
『WN-A54/AXP』は、IEEE 802.11a準拠の無線LANアクセスポイントで、セキュリティー機能は64bit/128bit WEPに対応し、MACアドレスによるアクセス制限(登録数16アドレス)も可能。本体に10/100BASE-TX×1ポート(Auto MDI/MDI-X対応)を装備し、アンテナを内蔵するほか、電源とデータを1本のケーブルで伝送できるACユニットを採用したことで、壁掛けも可能。チャンネルは34/38/42/46を利用し、最長約100mの通信が行なえる。各種設定はウェブブラウザーで行なえる。本体サイズは幅98×奥行き33×高さ98mm、重量は約310g(長さ約2.5mのACユニット接続ケーブル含む)で、ACユニット(電源部)のサイズは幅110×奥行き70×高さ25mm、重量は約150g。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE。LANケーブル(ストレート/長さ1m)、ACユニット、ACケーブルが付属する。『WN-A54/AXP』のほか、PCカード(Type II、CardBus対応)の無線LANアダプター『WN-A54/CB』をセットにした『WN-A54/AXP-S』を用意する。価格はオープン。11月末出荷予定。
『WN-B11/CBU2』 |
『WN-B11/CBU2』は、CardBus対応のPCカード(Type II)に、USB 2.0/1.1インターフェースとIEEE 802.11b準拠の無線LANアダプターを搭載したカード。セキュリティー機能は64bit/128bit WEPに対応する。接続モードはアドホック/インフラストラクチャーに対応。無線LANアクセスのプロファイル切り替え機能のほか、無線LAN機能をON/OFFできるスイッチを搭載しており、USB 2.0のみの利用も可能。電源はPCカードスロットから供給を受け、USB 2.0ポートには100mAまでバスパワーを供給できる。付属する『USB電源補助ケーブル』やオプションのUSBバスパワー供給用ACアダプター『USB-ACADP』を利用するためのDC供給端子も装備する。カードサイズは幅54×奥行き121×高さ13.9mm、重量は52g。対応機種はPCカードスロット(CardBus対応)を搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/98 SE。価格は1万3800円で12月中旬出荷予定。
『ET-FSWH8-TP3』 |
『ET-FSWH8-TP3』は、固定用のマグネット付きのタップ型8ポートスイッチングHub。電源ユニットを内蔵し、電源ケーブルを本体と一体化したことで、電源ケーブルが外れるといったトラブルがないという。Auto MDI/MDI-X対応の10/100BASE-TXを8ポート装備する。ストアー&フォワード方式を採用し、全二重通信にも対応。MACアドレス登録数は8000。電源はAC100Vで消費電力は最大4.0W。本体サイズは幅240×奥行き57×高さ37mm、重量は約430g。ファンレスの静音化設計がなされている。価格は8000円で11月末出荷予定。
『ET-FSWH16L2』 |
『ET-FSWH16L2』は、Auto MDI/MDI-X対応の10/100BASE-TXポートを16個装備したスイッチングHub。全二重通信に対応する。MACアドレス登録数は8000。電源はAC100Vで、電源ユニットを内蔵する。消費電力は最大7.0W。本体サイズは幅267×奥行き162×高さ42mm、重量は約1.3kg。価格は1万800円で11月下旬出荷予定。
『HDA-iU250』 |
250GBの外付け型HDDは、“i・CONNECT PLUS”として、USB 2.0/1.1と独自仕様のコネクター“i・CONNECT”を装備する『HDA-iU250』、IEEE1394と“i・CONNECT”を層比する『HDA-iE250』をラインアップする。本体サイズは幅33×奥行き187×高さ117mm、重量は約1.1kg。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh(USB 1.1のみ)。対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE/98(USBのみ)、MacOS 9.0x(USBのみ)/9.1x/9.2x、Mac OS X 10.1/10.2。価格は『HDA-iU250』が6万4500円、『HDA-iE250』が6万5500円。11月末出荷予定。併せて、250GBのUltra ATA/133対応内蔵型HDD『UHDI-250G』も発売する。ディスクの回転数は毎分5400回転で、FAT32でフォーマット済みで出荷される。価格は5万9800円。
『MOX-SX640A』(写真は1.3GBモデルのもの) |
『MOX-SX640A』は、Ultra SCSI/SCSI-2対応の外付け型MOドライブで、インターフェースカード『SC-UPN』をセットにした『MOX-SX640A/UN』もラインアップする。同じ筐体デザインのHDDなどと3段まで重ねられるスタッカブルタイプとなっているほか、盗難防止用鍵取付穴“ケンジントンスロット”を装備する。キャッシュメモリーは2MBで、ディスク回転数は毎分5455回転。メディアは640MBまで対応。電源ユニットを内蔵する。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、PC-9821。PowerMacintosh。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/98 SE/95/NT 4.0(SP4以降)/NT 3.5.1(SP5以降)/3.1、MS-DOS(PC DOS)Ver5.0以降、MacOS 7.6x~9.2x。価格は『MOX-SX640A』が4万4800円、『MOX-SX640A/UN』が4万9800円。11月末出荷予定。
そのほか、PC1066(32ns)仕様のECC付増設RIMMモジュール(2枚組)『RM1066E-256Mx2』を発売する。価格は4万4000円で、12月上旬出荷予定。