日本・アイ・ビー・エム(株)は25日、同社の音声認識ソフト『ViaVoice(ビアボイス) for Windows Version 10 日本語版』と組み合わせて、医療の専門用語の認識率を向上させるためのオプション製品として、『ViaVoice医療辞書』を同日付けで発売すると発表した。
『ViaVoice医療辞書』 |
『ViaVoice医療辞書』は、病名や薬名などの専門用語を含んだ文章の音声認識を強化するためのソフトで、一般医療用語(約3万語)と放射線トピック(約1万語)の2種の辞書を搭載し、医療関係者が業務で利用する文書の音声入力が行なえるようになる。同社では、電子カルテとの連携、論文の作成、医療ソフトの開発などの用途を想定している。対応する音声認識ソフトは、『ViaVoice for Windows, Preimum V10 日本語版』『ViaVoice for Windows, Pro V10 日本語版』。対応OSは、Windows XP/98 SE/Me/2000。価格はサポートなしが3万円、3ヵ月のサポート付きが15万円。電話窓口(ダイヤルIBM)への問い合わせや、同社の担当営業を通じて販売する。