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日本電子公証機構、タイムスタンプ局を開局

2002年11月22日 23時59分更新

文● 編集部

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(株)日本電子公証機構は21日、セイコーインスツルメンツ(株)の時刻認証サービス“Chronotrust(クロノトラスト)”を利用したタイムスタンプ局(TSA:Time Stamp Authority)を12月上旬に開局すると発表した。

タイムスタンプ局は、タイムスタンプによる時刻データをデジタルファイルに付加するサービスを提供する。これは、利用者から要求のあったデータのハッシュ値に対しPKIベースのタイムスタンプを発行することで、データの原本性保証や存在証明を可能にするもの。

タイムスタンプ要求の仕組みタイムスタンプ要求の仕組み

日本電子公証機構は、タイムスタンプ局の運用において、際利用する時刻が正しいことを認証する時刻認証局(TA:Time Authority)にクロノトラストを採用。クロノトラストは協定世界時(UTC)と同期しており、タイムスタンプ局に設置されたタイムスタンプサーバーに配信された時刻を認証する。日本電子認証機構では、PDF作成/編集ソフト『Adobe Acrobat 5.0 日本語版』のプラグインソフトを提供し、PDFファイルにタイムスタンプを付けられるサービスを提供するとしている。

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