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日本IBM、自律型コンピューティング機能を強化した『WebSphere Application Server V5.0』を発表

2002年11月21日 17時35分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は21日、同社のJava対応ウェブアプリケーションサーバーソフトウェア製品群“WebSphere(ウェブスフィア)”のラインアップを拡充し、オートノミック(自律型)コンピューティング機能を強化した『WebSphere Application Server V5.0』などを発表した。

『WebSphere Application Server(WAS) V5.0』は、J2EE V1.3に対応したウェブアプリケーションサーバーソフトウェア製品群。アクセス数の増加などによるシステム環境の変化に対応し、適切なシステム設定を自動的にシステム管理者に提案する“パフォーマンス・アドバイザー機能”を試行的に搭載する。複数のサーバーにワークロードを分散させた処理の最適化を図る“ロードバランス機能”を用意するほか、システム管理ソフトとの連携により、ウェブサイト監視のリアルタイムレポートとパフォーマンス分析を強化し、システム全体の自律化も可能にしていくという(Expressを除く)。

製品群の構成と価格は次のとおり。小規模なシングルサーバー構成向けの基本製品『WAS V5.0』は112万9500円。WAS V5.0の機能に加えて、複数サーバーによる分散環境に対応し、クラスタリング、ワークロード管理、フェールオーバー機能などを提供する『WAS Network Deployment V5.0』(WAS ND V5.0)は189万7600円。ダウンロードによる出荷開始予定日はともに26日。なお、WAS ND V5.0の機能に加えて、ウェブサービス機能を強化、ワークフロー機能を追加し、J2EEではカバーされていないエンタープライズ用の機能を搭載した『WAS Enterprise V5.0』と、ウェブアプリケーションサーバーソフトウェア、開発ツール、アプリケーションサンプルをパッケージ化した中堅企業向けエントリー製品『WAS Express V5.0』は、開発意向表明だけを行なった。

WAS V5.0とWAS ND V5.0の対応OSは、Windows NT Server 4.0(SP6a)/2000 Server/2000 Advanced Server(SP3以降)、Solaris 8(メンテナンスレベルが7月以降のもの)、AIX 4.3.3(4330-10推奨メンテナンスパッケージ)/5.1(5100-02推奨メンテナンスパッケージ以降)など。製品のドキュメントを表示するためにHTML 4とCSS(Cascading Style Sheets)に対応したウェブブラウザーが必要となる。

また、中小企業向けのポータルサイト構築ソフトウェア『WebSphere Portal - Express for Windows V4.1』と、同製品が提供するポータルフレームワーク、シングルサインオン、パーソナライゼーションなどの機能に加えて、インスタントメッセージ、在席確認、バーチャルチームルームの設定などの機能を搭載する『WebSphere Portal - Express Plus for Windows V4.1』を12月6日に出荷する。50ユーザーあたりの価格はExpressが55万5000円、Express Plusが87万5000円。

なお、今回同社が開発意向表明を行なったそのほかの製品は、『WebSphere Studio V5.0』の4製品、『WAS V5.0 for z/OS』、『WAS Express for iSeries V5.0』。

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