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NTT Com、IP電話サービス“OCN .Phone”の試験サービスを開始

2002年11月20日 23時20分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は20日、一般加入電話で使用している電話番号と電話機をそのまま利用できるIP電話サービス“OCN .Phone(OCNドットフォン)”の試験サービスを12月20日に開始すると発表した。期間は2003年2月末までの予定。

“OCN .Phone”試験サービス接続概要
“OCN .Phone”試験サービス接続概要

試験サービスでは、“OCN .Phone”の契約者同士の通話(IP to IP通話:発信と着信)と、“OCN .Phone”の契約者から国内の一般加入電話への通話(IP to 一般加入電話通話:発信のみ)を提供する。これにより、マーケティングデータの収集や品質の検証などを行ない、2003年3月をめどに国際通話を含む本格サービスを提供する予定。試験サービスには、VoIP機能付きADSLモデム/TAが必要。また、110番や119番などの緊急通話を含む3桁番号サービスなどへの通話や、0120/0570などで始まる番号への通話、携帯電話/PHS/衛星電話などへの通話、国際通話などは試験サービスの対象外となる。
対象となるのは、“OCN ADSLサービス12M(A) タイプ1”(電話回線共用)と“OCN ADSL アクセス「フレッツ」プラン”の新規契約者で、試験サービスを希望する1万人(当初先着順)。試験サービスについては、月額利用料、通話料、VoIP機能付きADSLモデム/TAのレンタル料が無料となる。

同社では、本格サービスの内容や料金について、確定次第、別途発表するとしており、So-netや@niftyなどのほかのISPとのVoIP相互通話実証実験は2003年1月から実施するとしている。

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