ティーディーケイ(株)は19日、MPEG-4に準拠したマルチメディアコンテンツ作成ツール『WonderCreator(ワンダークリエーター)』を12月に発売する と発表した。学校関係向けへの販売となり、動画/音声を 取り込んだ“デジタル卒業アルバム”や“デジタル学校新聞”などの各種イベント用テンプレートや補助教材作成用のテンプレートを同梱する。対応OSはWindows XP/2000。
同製品はフランスのENST(Ecole Nationale Superieure des Telecommunications)とArmines社、イタリアのTelecom Italia Lab、イスラエルOptibase社との共同開発で、それぞれの技術をベースに製品化している。
『WonderCreator』基本レイアウトの画面 |
『WonderCreator』は動画/音声/静止画/テキストを組み合わせたコンテンツを作成できるソフト。作成したコンテンツはMPEG-4形式となる。テンプレートも用意されており、完成したコンテンツはウェブサーバーにおいて、ストリーミング配信できる。
また、コンテンツの視聴者が、受信しているコンテンツの特定の場所をクリックすると他のシーンにジャンプする、などのアクションを挿入できる機能や、任意形状の動画をコンテンツに挿入して、背景の背景の静止画に動く人物の動画を合成できる機能を持つ。
動作環境は、PC/AT互換機を使用し、CPUにPentium III-800MHz以上、メモリーが128MB以上、HDDの空き容量が200MB以上必要。また、作成したコンテンツの再生については、対応OSとしてWindows XP/2000/Me/98、CPUにPentium III-500MHz以上、メモリーが128MB以上、HDDの空き容量が10MB以上が必要。