(株)エージーテックは19日、システムリカバリーツール『Winternals』を25日に発売すると発表した。開発は米Winternals Software LP。
『ERD Commander 2002』パッケージ |
同製品は、起動しなくなったWindowsシステムの修復、リカバリー、解析、ファイルシステムアクセスの機能を提供する複数のツール“Winternalsシリーズ”で構成されている。これらのツールにより、起動しなくなったWindowsの設定環境の復元や管理者を含めたパスワードの再設定などが可能となる。
修復/リカバリーツール『ERD Commander 2002』は独自のブート環境を持ち、CDから起動してWindows XP/2000/NTのトラブルを解決する。ローカル、またはネットワークへアクセスしてファイル修復を行なうほか、“レジストリエディタ”や“イベントビュワー”、“サービス&ドライバマネージャ”で現状の問題を発見、解決する。対応OSは、Windows XP/2000/Windows NT 4.0(SP4以上)。
『Disk Commander』はパーティションテーブルやブートセクターの破壊などでブートしなくなったシステムのファイルシステムやデータを修復する。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0/Me/98/95、また、Internet Explorer 4.0以上のウェブブラウザーが必要。
『Remote Recover』 は起動しなくなったWindows XP/2000/NT 4.0のNTFSおよびFATシステムをLAN経由でほかの環境からアクセスするユーティリティー。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0。 また、Internet Explorer 4.0 以上が必要。
『NTFSDOS Professional』はMS-DOSの起動ディスクからブートして、NTFSファイルシステムにアクセスするツール。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0。
システム管理ツール『TCPView Professional』 はTCP/IPネットワークを監視する。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0/98 SE/98/95 OSR2。
『Monitoring Tools』はファイルシステムとレジストリーを監視する。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0/Me/98/95。
『FAT32 for Windows NT4.0』はWindows NT 4.0から通常のFAT16やNTFSドライブと同じようにFAT32パーテーションにアクセスが可能となる。対応OSはWindows NT 4.0。
『NTFS for Win98』はWindows XP/2000/NT 4.0の環境下でNTFSファイルシステムをWindows Me/98/95からアクセスするためのドライバー。対応OSはWindows Me/98 SE/98/95 OSR2。
価格はそれぞれ、『ERD Commander 2002』が7万8000円、『Disk Commander』5万8000円、『Remote Recover』が6万8000円、『NTFSDOS Professional』5万8000円。
『TCPView Professional』が 1万3800円、『Monitoring Tools』が8800円。『FAT32 for Windows NT4.0』が7800円、『NTFS for Win98』が9800円。
『ERD Commander 2002』、『Disk Commander』、『Remote Recover』、『NTFSDOS Professional』、『Monitoring Tools』がセットになった『Administrator's Pak』 が13万8000円。