このページの本文へ

またまた登場の水冷キット、今度はKoolanceから新製品!冷却システム搭載のサーバケースも

2002年11月18日 19時58分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 昨年末に突如、秋葉原のショップ・フェイスが販売を開始したKoolance製の水冷システム搭載ケース「PC2-C」(型番)だが、今度は先週末からこのバリエーションモデルと水冷キットがUSER'S SIDE本店に並びはじめた。この夏に話題になったPOSEIDONよりは価格が高くなってしまうが、マニアを中心に注目を集めそうな製品だ。
 まず、水冷キットは「EXOS」。ファンを3基搭載している外観などは従来のシステムを引き継いでいるようだが、カラーがブラックになり重厚感がでた上に、これまでケースの上部に組み込んでいたラジエータや冷却液用注入部&ポンプと思われる新たな部分が一体化され、サイズも大きくなっているのが特徴。キット内容はこの本体のほか、チューブ、電源コネクタ、CPU温度用3ピンコネクタなど・ケース内外のチューブを接続するインターフェイスなどが一体化されたブラケット、冷却液、マニュアルが付属する。価格は3万5800円。実際の冷却(例えばCPU)にはヘッドが必要だが、こちらはオプション扱いとなっており、別途購入する必要がある。USER'S SIDEでは、CPU冷却ヘッド「CPU-200S」(シルバー:Socket462、Socket370、Socket478)、「CPU-200G」(ゴールド:同)を6480円で、「CPU-100」(Socket 462、Socket370、Socket423)を4980円で販売中。また、HDD冷却用のキットを4980円で販売している。



キット内容搭載イメージ従来通りLEDも搭載
ポンプ説明図オプションのCPU冷却ヘッドに関する説明HDD冷却キットの関連説明
右が「PC2-601W Server」内部にポンプを搭載
右が「PC2-901W Server」「PC2-601W Server」と同様、ケース天板からラジエータ部が一番上のベイまででている

 また、従来のPC2-Cのバリエーションモデルと思われる製品として並んでいるのは「PC2-601W Server」「PC2-901W Server」。「PC2-601W Server」はロックキー付属のフロントカバー付きで5インチ×3、3.5インチかける2、シャドウベイ×4、サイズは26.35cm×57.2cm×60.96cm。「PC2-901W Server」も同じくロックキー付きで、5インチ×5、3.5インチ×2、シャドウベイ×6、サイズは20.3cm×66.67cm×47.6cm。両製品とも見た目には5インチベイが同社サイトのスペックよりもひとつ多いように思えるが、一番上の5インチベイはラジエータ部で使用不可になっている可能性が高い。なお、ショップでは確認できなかったが、Koolanceのサイトによると両モデルとも、サイドカバーには窓が設けられているようだ。PC2-601のラインアップにはブラックやブルーといったモデルもあるようだが、同店で販売されているのはホワイトバージョンのみ。価格は「PC2-601W Server」が3万3800円、「PC2-901W Server」が3万5800円。電源は付属しない。



【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ