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カノープスのUSB2.0対応MPEG2エンコーダ内蔵TVチューナユニット「MTU2400」が明日から一斉に発売開始!!

2002年11月14日 22時26分更新

文● 増田

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MTU2400
MTU2400

 カノープスからUSB2.0対応のMPEG2エンコーダ内蔵TVチューナユニット「MTU2400」のパッケージなどが一部ショップに展示されていたが、ついに明日から一斉に発売開始予定となっている。MTU2400の特徴はなんといっても、世界初というAC3対応の松下製MPEG2エンコードチップ“MN85572”を搭載したところだ。このMN85572は、家庭用DVDレコーダーなどで採用されているものでPC用デバイスとして搭載したのは、はじめてとなる。しかし音声をAC3形式にして録画する場合には、別に有料のアップグレードキットが必要となる点は注意が必要。今のところアップグレードキットの価格やリリースの時期は未定となっている。



パッケージ 背面
パッケージデザインも今までのMTVシリーズとはちがった印象AC電源用コネクタ、 アンテナ端子、USB、オーディオラインアウトが装備
前面 OS
前面の入力端子は開閉式パネルの中対応OSは、Windows 2000/XP

 同社ホームページによるとMTU2400の主な仕様は、録画解像度720×480、704×480、352×480/352×240でビットレートはMPEG-2で2~15Mbps、MPEG-1で1.168~1.8Mbpsとなっている。また「MTV2000」シリーズと同じく、3DY/C分離、3Dノイズリダクション、 タイムベースコレクタ、オートゲインコントロールの機能をもち、さらに10Tapデジタルゴーストリデューサー(ノイズを取り除いたり、ゴーストを取り去ったりする機能)を 搭載するという。 入力端子は前面の開閉式パネルの中にS入力端子、ステレオ音声入力となり背面にはAC電源用コネクタ、アンテナ端子、USB、オーディオラインアウトが装備される。 なおチューナの受信可能チャンネルはVHF、UHF 、CATVで音声多重/ステレオ放送に対応している。 対応するOSは、Windows 2000/XPのみとなっており、すべての機能を快適に使用するためには、Pentium 4 2GHzクラスとかなりハイスペックな性能が要求される。 価格はコムサテライト2号店で5万3200円、コムサテライト3号店で5万5780円で明日から販売開始となるほか、多数のショップで取り扱うものと思われる。

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