このページの本文へ

オープンループ、ファイアーウォール『ShiledEyes-100』を発表――セキュリティーアウトソーシング事業に参入

2002年11月13日 23時49分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)オープンループは13日、中小企業向けファイアーウォールアプライアンス『ShiledEyes-100(シールドアイズ100)』を2003年1月に発売し、トータルセキュリティーアウトソーシング事業を開始すると発表した。

『ShiledEyes-100』『ShiledEyes-100』

『ShiledEyes-100』は、従業員500名以下の中小企業や大企業の支店、営業所などでの利用を想定した手のひらサイズのファイアーウォールアプライアンス(専用機)。OSにはOpenBSDを採用し、透過型プロキシーによりプロトコルパケットの通信制御を行なうのが特徴。通信制御を行なうプロキシー部部はソースコードを公開したオープンソースになっているという。対応プロトコルは、HTTP、HTTPS、FTP、SMTP、POP、NNTP、NTP、TELNET、SSH、DOMAINなど。攻撃防御機能は、IP Address Spoofing、TCP SYN Flood、IP Source Routing、IP Fragmentation、TCPセッション乗っ取り、TCPシーケンス番号予測、Ping of Deathなどに対応する。PPPoE機能やルーティング機能などのブロードバンドルーターの機能のほか、DMZポートも装備する。価格はオープン。OEM、代理店経由のほか、直販も行なう。

併せて、『ShiledEyes-100』を始めとするアプライアンスを中核としたアウトソーシング事業“トータルセキュリティアウトソーシング事業”に2003年から参入する。ターゲットとするのは、従業員が100人から3000人規模の中小企業で、独自のセキュリティソリューションを会員制のサービスとして提供する予定。同社は、これに伴い、専門的人材を供給する(株)トラストワークと2003年3月に合併する予定としている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン