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米NSと英アーム、ハンドヘルド機器向けパワーマネージメント技術の共同開発で提携

2002年11月12日 23時26分更新

文● 編集部

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ナショナルセミコンダクタージャパン(株)は12日、米ナショナルセミコンダクター社と英アーム社が現地時間の11日、ハンドヘルド携帯機器のバッテリーでの利用時間を段階的に25パーセントから最高で400パーセントまで延ばすことのできる高電力効率システムの共同開発と共同マーケティングで提携したと発表した。

両社は、ARMプロセッサーを搭載したシステム・オン・チップ(SoC)デバイスを利用して、性能と電力消費をダイナミックに調整できるパワーマネージメント技術の開発を行なう。これは、従来、プロセッサーメーカーとパワーマネージメントICのメーカーが別々に技術開発を行なっているのでは、電力効率の大きな向上が見込めないことによるもの。

両社は、合成可能なコアを採用するナショナルセミコンダクターの“PowerWise技術”と、動作負荷と消費電力の最適化を行なうアームの“Intelligent Energy Manager技術”を基に、技術の標準化に取り組むとしており、サンプル製品の出荷開始を2003年第2四半期に予定している。

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