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エプソン、カラーレーザープリンターの新製品“オフィリオ LP-9500Cシリーズ”を発表

2002年11月12日 17時14分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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セイコーエプソン(株)とエプソン販売(株)は12日、カラーレーザープリンターやスキャナーなどオフィス向け周辺機器の新ブランド“オフィリオ(Offilio)”を発表、同ブランドの第1弾商品として“LP-9500Cシリーズ”を12月中旬より発売する。価格は標準モデル(LP-9500C)が26万8000円など。

出席者
左から、セイコーエプソン(株)専務取締役 情報画像事業本部 事業本部長の丹羽憲夫氏、セイコーエプソン(株)取締役 情報画像事業本部 副本部長の平野精一氏、エプソン販売(株)取締役社長の真道昌良氏

都内で行なわれた記者発表会では、セイコーエプソンの専務取締役 情報画像事業本部 事業本部長の丹羽憲夫氏、セイコーエプソンの取締役 情報画像事業本部 副本部長の平野精一氏、エプソン販売 取締役社長の真道昌良氏らが出席し、製品の詳しい説明が行なわれた。

LP-9500C 内部
『LP-9500C』LP-9500Cの内部

セイコーエプソンの平野氏の説明によると、「LP-9500Cでは、カラー/モノクロともに分21.6枚という高速な印刷速度と高画質、低コストを実現するため、“4連リニアプロセスエンジン”“ハイパーカラーコントロールV&DCCテクノロジー”“乳化重合トナー”などの新技術を開発、同製品に盛り込んだ」という。4連リニアプロセスエンジンは、CMYKトナーを1色ずつ紙に載せる従来の“4プロセス方式”ではなく、中間転写ベルトに一度トナーを配置して1プロセスで紙に転写する新方式。これにより画像生成時の紙の移動経路を短くし、印刷速度の向上と本体の小型化を実現できたとのこと。画像処理エンジンには、CPUにPowerPC 750CX-400MHzと画像処理専用ASICを組み合わせることで、効率的にデータを演算処理するとともに、色ずれ補正機能など画質向上のための機能も盛り込んでいる。さらに、従来のトナー粒(削粉)よりも小さい直径5μmの球状の粒子にトナーとワックス成分を均等に分布した乳化重合トナーを開発し、従来よりも高精細な600dpi(スクリーン処理により最高9600×600dpi相当)でのフルカラー印刷を可能にしたという。

4連リニアプロセスエンジン 乳化重合トナー
記者発表会での“4連リニアプロセスエンジン”を説明するスライド同じく“乳化重合トナー”を説明するパネル

主なスペックは、ウォームアップ時間が99秒以内、ファーストプリント時間はカラー16秒/モノクロ13秒(いずれもA4)、メモリーは64MB標準搭載で最大1GBまで増設可能。用紙サイズは最大A3F(311×457mm)、給紙容量は250枚。インターフェースは、パラレルとUSB 2.0で、拡張スロットにオプションのEthernetアダプターを装着することでネットワークプリンターとしても利用可能になる。

本体サイズは幅652×奥行き594×高さ456mm、重さは40.5kg(消耗品を除く)。消費電力は最大1400W以下(連続印刷時:平均700W以下)で、稼動音は待機時40dB/稼働時50dB以下。

また、エプソン販売の真道社長は、「オフィリオというブランドは、“Office(会社)+Relational(関係)+Input&Output(入出力)”の造語。カラーレーザープリンターだけでなく今後エプソンが発売するオフィス向けスキャナーや複合機についても、このブランドを冠していく」と述べた。

なお、LP-9500Cには標準モデルのほかに

  • 増設1段カセットユニット付きの『LP-9500CZ』(29万8000円、12月中旬発売)
  • LP-9500CZに両面印刷ユニットが付属した『LP-9500CR』(33万8000円、12月中旬発売)
  • LP-9500CZに日本語2書体、欧文136書体のフォントを標準装備し、PostScript 3の出力に対応した『LP-9500CPS』(44万8000円、2003年1月発売)
  • LP-9500CZにコピーユニットと高速スキャナーが付属した『LP-9500CCH』(89万8000円、2003年1月発売)
  • LP-9500CZに販促ツールやチラシ作成向けテンプレート素材『Wordの販促技!』をセットにした『LP-9500CHW』(30万8000円、12月中旬発売)
  • LP-9500CZに教材や配布物作成向けのWord用テンプレート素材『Wordで学校ツール!』をセットにした『LP-9500CGW』(29万8000円、12月中旬発売)
  • LP-9500CZに教材や配布物作成向けの一太郎用テンプレート素材『Wordで学校ツール!』をセットにした『LP-9500CGW』(29万8000円、12月中旬発売)

――という8モデルと、コピーユニットオプション『CS-6700』(28万円)が用意されている。

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