日本エイ・エム・ディ(株)は11日、0.13μmプロセス技術を採用したノートパソコン向けプロセッサー『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ 2200+』を発表した。量産出荷を開始しており、価格は1000個ロット時の単価で2万3250円。
『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ』 |
『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ 2200+』は、0.13μm銅配線プロセスで製造されるSocket A対応のノートパソコン用プロセッサー。オンチップキャッシュは384KBで、フロントサイドバスは266MHz/200MHz。Athlon XPと同様に“AMD PowerNow!テクノロジ”や“QuantiSpeedアーキテクチャ”を採用する。製造は独ドレスデンのFab 30で行なう。対応するチップセットとして、台湾VIA Technologies社の『KT-266A』、台湾ALi(旧Acer Laboratories)社の『M1647』(Northbridge)、台湾Silicon Integrated Systems社の『SiS735』のほか、グラフィックス機能を統合したカナダのATIテクノロジーズ社の『RADEON IGP 320M』などが供給されている。
同社では、エプソンダイレクト(株)が近日中に搭載ノートパソコンを発表するとしており、ヨーロッパでは同日付けで独Fujitsu Siemens Computers社が“AMILO A-x600シリーズ”の出荷を開始するほか、英Time Computers社が今月後半に搭載ノートパソコンを発表する予定としている。