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カラリオ・プリンタ PM-970C

【第24回】“解像度2倍,速度2倍”。カラープリンタの定番が1.8plの微細表現で新登場

2002年11月08日 00時00分更新

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最小インク滴1.8plでさらにパワーアップした「PM-970C」

 プリンタの定番,カラリオシリーズの最上位機種「PM-970C」は,最小インク滴を1.8pl(ピコリットル)にしたことで高精細化を実現。最高解像度は2800dpi×2800dipとなっている。さらにヘッドの駆動周波数を2倍にすることで,従来機よりも2倍の速度向上が得られたという。インクは,6色インクに加えてダークイエローを用意。7色印刷が可能だ。これにより,シャドウ部分の粒状感をクリアしているという。画質に関しては,デジタルカメラのノイズを除去する「イメージピュアライザ」機能も搭載する。印刷対象も,CD-R,DVD,ロール紙,厚紙のほか,A4カット紙までのフチなし印刷など豊富だ。パソコンとのインターフェイスには,USB 2.0とIEEE1394が用意されている。

 ソフトウェアは,印刷用紙とレイアウトパターンを選べば,最適な設定で出力をしてくれる「EPSON Photo Quiker」のほか,写真をつなぎ合わせてパノラマにできる「Panorama Voutique Light EPC」も同梱している。11月初旬現在,実売が4万5000円前後と少し高めだが,プリンティングの楽しさを堪能したいのならば決して高くはない。

月刊アスキー・遠藤編集長はこう見る

写真画質ではライバルに一歩も譲りたくない同社が1ドットが1.8pl(ピコリットル)という新開発エンジンを投入のA4ハイエンドプリンタ。唯一の弱点といわれた印刷スピードも一気に2倍に高速化。お得意のロール紙印刷も便利だ。
SPEC
印刷方式 MACH(MultilayerACtuator Head)方式
印刷品質 2800dpi×2800dpi
サイズ 496(W)×342(D)×216(H)mm
重量 約7kg

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