創立25周年を記念してスタートした雑誌&WEBサイト連動企画「POWER PUSH」では、月刊アスキー編集部とASCII24編集部が選んだ“今一番ホットな製品”を紹介する。PC市場を最前線でウォッチする2編集部のイチオシアイテムを見逃すな!
最小インク滴1.8plでさらにパワーアップした「PM-970C」 |
プリンタの定番,カラリオシリーズの最上位機種「PM-970C」は,最小インク滴を1.8pl(ピコリットル)にしたことで高精細化を実現。最高解像度は2800dpi×2800dipとなっている。さらにヘッドの駆動周波数を2倍にすることで,従来機よりも2倍の速度向上が得られたという。インクは,6色インクに加えてダークイエローを用意。7色印刷が可能だ。これにより,シャドウ部分の粒状感をクリアしているという。画質に関しては,デジタルカメラのノイズを除去する「イメージピュアライザ」機能も搭載する。印刷対象も,CD-R,DVD,ロール紙,厚紙のほか,A4カット紙までのフチなし印刷など豊富だ。パソコンとのインターフェイスには,USB 2.0とIEEE1394が用意されている。
ソフトウェアは,印刷用紙とレイアウトパターンを選べば,最適な設定で出力をしてくれる「EPSON Photo Quiker」のほか,写真をつなぎ合わせてパノラマにできる「Panorama Voutique Light EPC」も同梱している。11月初旬現在,実売が4万5000円前後と少し高めだが,プリンティングの楽しさを堪能したいのならば決して高くはない。
月刊アスキー・遠藤編集長はこう見る
写真画質ではライバルに一歩も譲りたくない同社が1ドットが1.8pl(ピコリットル)という新開発エンジンを投入のA4ハイエンドプリンタ。唯一の弱点といわれた印刷スピードも一気に2倍に高速化。お得意のロール紙印刷も便利だ。SPEC | |
印刷方式 | MACH(MultilayerACtuator Head)方式 |
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印刷品質 | 2800dpi×2800dpi |
サイズ | 496(W)×342(D)×216(H)mm |
重量 | 約7kg |