Linux magazine 12月号 11月8日発売

2002年11月08日 02時58分更新

【特集1】あなたのサーバはこうしてクラックされる
─セキュリティ─今、そこにある危機

ADSLなどによる常時接続が普及した昨今、自宅にサーバを設置している人も多いはずだ。当然、セキュリティに関しても細心の注意を払い続けなければならないのだが、実際にはピンとこないという人も多いだろう。そこで、実際のクラッカーがどのように行動するのか、そして実際にクラックされるとどうなるのか、といった視点からセキュリティについて考えてみる。

Part1 セキュリティとクラッキング被害: どのような被害を受けるのか／セキュリティ向上に必要な知識／クラッカーの行動パターンを知る
Part2 クラッカーはこうして忍び寄る: 不要なサービスの停止／スーパーサーバ／使っているソフトを特定する／root権限を奪う／バックドアの作成／ログの改竄
Part3 実録クラックされたホスト管理者: 最初の異変／遅すぎた発見／Slapperの傷跡／危険なコンパイラ／痕跡を追え／警告メール／反省と教訓

【特集2】高速ネットワークを我らの手に
ギガビット・イーサネット実用度チェック

食欲の秋も終わり、物欲をくすぐられるボーナスシーズンももうすぐだ。というわけで、最近お手頃になってきたギガビット・イーサネットを物色してみた企画。Linuxではちゃんとサポートされているの? 実際速いの? そもそもギガビット・イーサネットってなに? といったみなさんの疑問にお答えしよう。

そろそろギガビットにしてみないか ～1000Mbpsネットワークへの誘い～: 基本は押さえておきましょう／Linuxでのサポートは大丈夫? ／いまが買い時なのか?
買った、動いた、速かった ～ギガビットイーサ機器を検証せよ～: 機器選定は価格優先／動作を確認する／ネットワークカード設定の勘所／ベンチマークするぞ!
ギガビットイーサ・バイヤーズガイド ～秋葉原で実地踏査してみれば～: モノがありません／市場を読む

【特別企画】注目の次世代サーバ
ブレードサーバ徹底比較

少ない設置面積に高密度実装のブレードサーバは、ISPや計算機センターなど、設置面積がそのままコストになる分野で注目されており、各社からそれぞれ個性あふれる製品が登場している。ここではおもなブレードサーバ製品を取り上げ、各社製品の特徴を検証する。

【特別企画】インストール不要! 安全! でも本格派
KNOPPIX 3.1 日本語版

ドイツのKlaus Knopper氏がDebian GNU/Linuxをベースに開発した、CD-ROM1枚で起動するディストリビューション『KNOPPIX』。産総研の情報処理研究部門により日本語化が進められている。ここでは、付録CD-ROMにも収録した『KNOPPIX 3.1 日本語版』をご紹介する。