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玄人志向がまたやった!AGP→PCI変換ボード第2弾!怪しさ満点の「CHANPON ZERO 2-PCI」が発売!

2002年11月07日 22時30分更新

文● 水野

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CHANPON ZERO 2-PCI

 AGP-PCI変換ボード「CHANGE-AGP2PCI」を生み出した玄人志向から、その強化版といえる「CHANPON ZERO 2-PCI」が発売された。
 今回はただのAGP-PCI変換だけではなく、PCIブリッジチップを搭載しAGP-PCI変換ととともにPCIスロットを1つ増設できるという極めて怪しい製品だ。



AGPとPCIが同時使用可能 PCIブリッジ

 前作とは異なり、基盤が2つに分かれているのが特徴。マザーボードのPCIスロットに差す基板にHint製PCIブリッジチップ“HB1-SE33”を搭載し、AGP用とPCI用2本のケーブルを介してもう1つの基板を接続、そこにAGPおよびPCIスロットを設けるというもの。増設スロットの基板はブリッジ側基板に対し、ライザーカードのような形で垂直に立てて取り付けるようになっている。
 玄人志向によれば、増設した2つのスロットは排他ではなく同時に使用できるとのこと。しかしATXケースに装着する場合、サイズの都合で増設スロットには事実上Low Profile対応カードのみが使用可能であることは前作同様。ただしPC-98シリーズならば、同社製C-BUS変換ブラケット「CBUS-HENKAN」との併用により通常幅のカードでも使用可能、とのことだ。



組み立て状態 カード装着、ブラケット側から
カード装着、エッジ側から 2段重ね
組み立て、カードを装着するとこのように一種異様な姿に

 が、ここまでの話はあくまで物理的な話で、取り付けて動作するかはもちろん別問題。前作と同じく“キワモノシリーズ”の製品であり、数々の問題点を自力で解決できる知識とスキルがない限り手を出すべき製品ではないのは言うまでもない。トラブル次第では危険ですらある電源回りの安全対策も前作同様レベルとのことで、当然ながら無保証・自己責任ということを肝に銘じていただきたい。
 それでも“動くかもしれない”という一縷の望みをかけ、同ブランドのBBSなどを利用しつつ、リスクを承知であれこれと試してみる覚悟のある人にどうぞ、という製品なのだ。



“あの人”がコスプレ……

 価格はコムサテライト1号店、2号店、3号店で9800円。なお、この製品で増設できるスロットはAGP×1、PCI×1だが、AGP×1、PCI×2を増設できる「CHANPON ZERO 3-PCI」もアナウンスされており、こちらも早々にショップでお目にかかれるものと思われる。



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