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イノマイクロ、アドバンスト・コミュニケーションズが『MontaVista Linux』搭載のセットトップボックスを開発

2002年11月07日 17時38分更新

文● 編集部

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イノマイクロ(株)、(株)アドバンスト・コミュニケーションズ、モンタビスタソフトウェアジャパン(株)は、『MontaVista Linux』を採用したセットトップボックス『ECCLE5000』を発売した。

『ECCLE5000』
『ECCLE5000』。MPEGデコーダを搭載し、ホテルやコンビニなどのビジネス用途をメインにした製品。家電メーカーへのOEM供給も検討されている。

『ECCLE5000』は、FTTHやADSLなどのいわゆるブロードバンド回線で配信されるMPEG 1/2/4ストリーム動画を家庭用テレビで再生することができる装置。ハードウェアMPEGエンコーダーを搭載している。開発はアドバンスト・コミュニケーションズが行なった。おもな仕様は以下のとおり。

  • CPU……x86互換CPU(333MHz)
  • RAM……64MB
  • ROM……64MBコンパクトフラッシュ、2.5インチIDEハードディスク(オプション)
  • ネットワーク……10/100BASE-T
  • インターフェイス……USB 1.1×2、PCMCIA Type I/II×2
  • MPEGデコーダ……SigmaDesigns EM847x

販売、サポートはイノマイクロが提供する。おもにホテルやコンビニなどのストリーミング端末を想定しており、カスタマイズして販売される。また、家電メーカー向けのOEM販売も行なうとしている。

なお、『ECCLE5000』は、11月20日から22日までパシフィコ横浜で行なわれる「Embedded Technology 2002」のモンタビスタブースで展示される予定。

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