デジタル・ボックス(株)は、同社が開発したブレードサーバ『VoX1』をベースに、ファイアウォールやWebサーバ、メールサーバなどの機能を搭載したアプライアンスサーバを発売した。
『VoX1』ベースのアプライアンスサーバ『VoX1-8-SSD』と『VoX1-5x4-RDA』。 |
『VoX1』は、標準搭載の「マスタCPUボード」を中心に、Compact PCIスロットに複数のサブシステムサーバブレードやI/Oブレードなどを搭載することができる装置。4Uラックマウントタイプのシャーシに最大8CPUを搭載可能な『VoX1-8』と最大6CPUを搭載可能な『VoX1-6』、5Uラックマウントタイプのシャーシに最大20CPUを搭載可能な『VoX1-20』が用意されている。
今回発売されたのは以下の3タイプのパッケージ。これら以外にも、サーバブレードごとにWebサーバやメールサーバなどのサブシステムを自由に組み合わせてカスタマイズすることができる。各サブシステムのOSはRed Hat Linux 7.3またはSuSE Linux 8.0から選択することができる。
- 中小企業向け低価格モデル『VoX1-8-SSD』
- ファイアウォールと各サーバを2重化し、信頼性を高めたモデル『VoX1-4x2-RDA』
- ファイアウォールとDMZを分離し2重化したモデル『VoX1-5x4-RDA』
製品の価格は133万円から。