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サイトケア、サーバ管理ソフト『Sitecare365 Standard』を11月15日に発売

2002年11月06日 22時38分更新

文● 編集部

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サイトケア(株)は、サーバ管理事業者向けのサーバ管理ソフト『Sitecare365 Standard』を11月15日に発売する。

『Sitecare365 Standard』シリーズ『Sitecare365 Standard』シリーズ

『Sitecare365 Standard』は、監視対象サーバにインストールされるエージェントプログラムと、データ収集、分析、操作を行なう管理サーバを利用して、以下のような機能を提供する製品。

  • CPU、メモリ、ストレージなどのハードウェアリソース管理
  • HTTP、FTP、SMTP、POP3などのネットワークサービスの管理
  • 名前解決やトラフィック量監視などのネットワーク接続管理
  • ポートスキャン診断、メールオープンリレー診断、パスワード回数エラーチェックなどのセキュリティ管理
サーバ管理画面管理対象サーバの状態を表示しているようす。各項目について「カルテ」と呼ばれる詳細なレポートを表示することも可能だ。

当初9月の発売が予定されており、旧バージョン『Sitecare365 Version 1.0』のユーザー向けには先行ダウンロード版が提供されていた。なお、今後も無償バージョンアップは継続されるという。

『Sitecare365 Standard』では、新たに監視対象サーバが追加されたほか、NATに対応し、企業内などのファイアウォール内にあるファイルサーバを監視することが可能になっている。そのほか、Windowsサーバのためのセキュリティ修正モジュール診断ツールを『Network Security Hotfix Checker』に変更し、SQL ServerやInternet Explorerのセキュリティ診断が可能になる、管理サーバへのインストール作業を容易にするインストールウィザードが新たに追加される、管理周期を最短5分にし、より細かい管理を可能にするといった改良が加えられている。

『Sitecare365 Standard』の監視対象サーバOSは以下のとおり。

  • Windows NT 4.0/2000 Server
  • Turbolinux Server 6.5
  • Red Hat Linux 7.1
  • MIRACLE LINUX V1.0/2.0
  • Sun Cobalt Linux 6.0
  • Sun SPARC Solaris 7/8

『Sitecare365 Standard』は、サーバ管理事業者“SSP(Sitecare Service Provider)”向けパッケージのほか、監視対象サーバ数5台以下のベーシック、最大100台まで監視できるエンタープライズのパッケージが用意される。各パッケージの価格は以下のとおり。

  • 『Sitecare365 Standard ベーシック』……7万9800円
  • 『Sitecare365 Standard エンタープライズ』……23万9800円
  • 『Sitecare365 Standard SSP』……23万9800円

各パッケージとも、45日間無料で利用できる評価版も提供される。また、エンタープライズ版とSSP版には、管理サーバに必要なMicrosoft SQL Serverがバンドルされたパッケージも用意される。ベーシック版とエンタープライズ版の販売はSSPを通じて行なわれるほか、ラオックス(株)の秋葉原ザ・コンピュータ館で店頭販売も行なわれる。

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