カノープス(株)は5日、リアルタイム映像ステーション“DVStorm Station”の新シリーズとして、『DVStorm Station DVD』(DVSTN-DVD(A))と『DVStorm Station ST』(DVSTN-ST(A))の2製品を発表した。価格と発売時期は、『DVStorm Station DVD』が49万8000円で11月上旬、『DVStorm Station ST』が34万8000円で11月下旬。
“DVStorm Station” |
“DVStorm Station”は、7月に発表したリアルタイムビデオ編集システム搭載のワークステーション。デルコンピュータ(株)の『Dell Precision Workstation 340』をベースに、ビデオ編集カードなどの拡張カードやアプリケーションソフトをインストールして出荷することにより、すぐに使えるようにしたのが特徴。新モデルは、ノンリニアビデオ編集システムを『DVStorm RT』から『DVStorm 2』にバージョンアップするとともに、米エヌビディア社のGeForce 4 MX 460を搭載したグラフィックスカード『SPECTRA WF17』を搭載したもの。CPUについても、DVDモデルがPentium 4-2.26GHzから2.4GHzへ、STモデルがPentium 4-1.8AGHzから2AGHzへと動作周波数が上がっている。また、プレインストールソフトの構成も若干変更され、サンプルプロジェクトやサンプルオーディオを追加するなど、14本から16本に増やされている。