デルコンピュータ(株)は5日、同社のSOHO・中小企業向けエントリーサーバー“PowerEdge(パワーエッジ) SC”シリーズで、Xeonをデュアル構成で搭載できる新製品『PowerEdge 1600SC』の販売を同日付けで開始すると発表した。最小構成価格は17万9800円。購入・問い合わせ窓口は、TEL.044-556-6190または直販サイト“オンライン・ストア”。
『PowerEdge 1600SC』 |
『PowerEdge 1600SC』は、Xeon-2.8/2.4/2.0GHzをデュアル構成で搭載でき、チップセットに米ServerWorks社のGC-SLを採用する。フロントサイドバスは400MHzで、2次キャッシュは512KB。最大4GBのECC DDR SDRAMメモリー、最大438GBのUltra320 SCSI対応のHDDの搭載が可能となる。HDDはホットプラグに対応し、ディスク回転数は毎分1万回転(36~438GB)または1万5000回転(36~216GB)。Gigabitネットワークコントローラー、カナダのATIテクノロジーズ社製のグラフィックスコントローラー『Rage XL』をオンボード搭載し、PCI-X(64bit/100MHz)×2、PCI×4(64bit/66MHz×2、32bit/33MHz×2)を装備する。
本体サイズは幅220×奥行き579×高さ460mm、重量は33kg(最大)。OSはWindows 2000 Server、Red Hat Linux 7.3、OSなしのいずれかとなる。同社のサーバー管理ツール『Dell OpenManage IT Assistant』と『Dell Server Assistant』が付属する。オプションで、SCSI U160 RAIDコントローラー(RAID 0/1/5対応)、ホットプラグ対応冗長電源ユニット、リモート管理機能『DRAC III/XT』(オンボード)などを提供する。
最小構成は、Xeon-2.0GHz×1、128MBのメモリー、36GBのHDD(毎分1万回転)、最大20/48倍速CD-ROMドライブ、OSなし、エンタープライズサポートパッケージ“シルバー”など。
なお、同製品と現行製品の『PowerEdge 600SC』において、障害発生時の保守サービス“1年間当日対応オンサイト保守サービス”の標準提供を開始する。