ブルーコートシステムズ(株)は5日、ポート80に特化した1U型のセキュリティーアプライアンス『ブルーコート SG800』を同日付けで発売すると発表した。価格は最小構成で100万円から。
『ブルーコート SG800』 |
『ブルーコート SG800』は、ウイルススキャン、URLフィルタリング、コンテンツセキュリティー、帯域幅の管理などポート80に起因するトラブルに対応するためのセキュリティーアプライアンス製品。専用のセキュアーOSをベースに、トランザクションに不可欠な情報を把握する“Webナレッジ・フレームワーク”と、きめ細かいセキュリティーポリシーの実装に対応する“ポリシー処理エンジン”で構成されており、GUIベースの管理ツールなども装備する。最小構成モデルの『800-0』は、18GB Ultra160 SCSI×1、512MBメモリー、10/100BASE-Tポート×2、サイズは19インチラックサイズで、幅442×奥行き578×高さ44mm、重さは10.91kg。
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同社は、米国本社が8月に社名変更したのに伴い、9月25日付けで、キャッシュフロージャパン(株)から“ブルーコートシステムズ株式会社”となり、従来から提供していたキャッシングアプライアンスのテクノロジーに基づくウェブセキュリティー製品の投入に事業戦略の転換を行なっている。ちなみに、社名の“Blue Coat”は、米国では警察官の制服を指し、セキュリティーの象徴とされていることに由来したものだという。
都内で行なわれた記者会見で挨拶する代表取締役社長の石山勉氏 |