ノキア・ジャパン(株)は31日、IPトラフィック管理装置『ノキアBIG-IP1000/2400/5100/5110』と管理ツール『ノキアBIG-IP Link Controller 1000』の出荷を12月に開始すると発表した。
『BIG-IP 5100』 |
今回の製品投入は、米F5ネットワークス社との提携により、ノキアの“iTM(インターネットトラフィック管理)ソリューション”の一環として行なわれる。 全製品とも最新版のソフトウェアであるバージョン4.5をサポートし、モバイルアプリケーションを含む全てのIPトラフィックに対する割り込み、分析、変換、振り分けに対応可能。全ポートでトラフィックのミラーリングが可能となったことにより、複数のIDSセンサーへも対応できるようになった。また、来年1月に出荷予定の『Nokia Horizon Manager for iTMソリューション』を利用すれば、セキュアーなインストール、アップグレード、メンテナンスなどの集中管理も行なえる。
『BIG-IP 1000』は、10/100Mbps×8ポート、Gbit Ethernet×1ポートを搭載したエントリーモデルで、価格はシングルシステムの場合が375万円。『BIG-IP240』は、10/100Mbp×16ポート、Gbit Ethernet×2ポートにASICを搭載したモデル。 『BIG-IP5100』は10/100Mbp×24ポート、Gbit Ethernet×4ポートを搭載したモデルで、2台の冗長構成システムの場合が1392万円。『BIG-IP5110』は、BIG-IP5000と同等の処理能力を持ち、銅線ベースのギガビット接続環境をサポートしている。