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エントレージ、ウィンドウ、ブロケード、ユニアデックスがSAN高速化ソリューション販売で提携

2002年10月29日 00時00分更新

文● 編集部

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エントレージ・ブロードコミュニケーションズ(株)(以下、エントレージ)、(株)ウィンドウ(以下、ウィンドウ)、ブロケード コミュニケーションズ システムズ(株)(以下、ブロケード)、ユニアデックス(株)(以下、ユニアデックス)の4社は、SAN高速化ソリューションの販売で提携したことを発表した。

4社が提供するのは、ファイバーチャネル接続に対応した半導体ディスクと、2Gbpsの通信が可能な高速FCスイッチを組み合わせたシステムだ。これまで、エントレージはブロケードのFCスイッチ『SilkWorm』シリーズと、ウィンドウの半導体ディスク『Qik』シリーズの販売を行なっていた。また、ウィンドウは『Qik』シリーズを個別の販売代理店経由でも提供していたほか、ユニアデックスと保守サポート契約を結んでいた。今回の協業の結果、ブロケードの『SilkWorm』シリーズと、ウィンドウの『Qik』シリーズはすべてエントレージおよびウィンドウの販売代理店経由で入手が可能になり、サポートはすべてユニアデックスが提供することになった。具体的な協業内容は以下のようになる。

  • エントレージは、ウィンドウの提供するFC接続の半導体ディスク『QikLINK』、『QikDATA X3』の取り扱いを新たに開始する。また、ウィンドウに、ブロケードのFCスイッチ『SilkWorm 3200/3800』の販売を開始する。
  • ウィンドウは、同社販売代理店に対し『SilkWorm 3200/3800』の提供を新たに開始する。
  • ユニアデックスは、『SilkWorm 3200/3800』の保守サポートについてエントレージと契約を結ぶ。これにより、『SilkWorm』シリーズと『Qik』シリーズを組み合わせたソリューションに対する一括保守が可能になる。
  • ブロケードは、エントレージとウィンドウおよびそれぞれのパートナー企業に対する技術面でのバックアップを行なう。

今後、4社は共同で販売促進やマーケティングなどの活動を行なうとしている。第一弾として、11月21日に「SAN環境における半導体ディスクの意義」を紹介するセミナーを行なうそうだ。

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