サイボウズ(株)は28日、エージェント指向グループウェア『サイボウズ AG(エージー)』のマイナーバージョンアップ版となる『サイボウズ AG ver 1.2』を11月下旬に発売すると発表した。
『サイボウズ AG ver 1.2』は、5月に発売した『サイボウズ AG』で採用したエージェントの概念を進化させて、情報をより簡単に利用できるようにしたものという。アイコンメニューの採用やグループの週表示設定などトップページのインターフェースを強化したほか、ブラウザーを利用しなくても予定や未読を通知するソフト『AG リマインダー』を正式に採用。知りたい人のスケジュールなどの関連情報を表示する“個人ビュー”、習熟の度合いによってチュートリアルムービーやアドバイスなどを表示する“ガイドナビ”、情報の履歴をたどる“通知履歴管理”メッセージや掲示板のHTMLを編集する機能などが追加された。そのほかメッセージを誰が読んだか一目で分かる“確認しました”ボタンが追加されている。
『サイボウズ AG』の製品体系や価格に変更はなく、基本セットのライセンス価格は、10ユーザーの6万8000円から200ユーザーの72万8000円まで。なお『サイボウズ AG 1.0』のユーザーは新バージョンをダウンロードしてアップグレードできる。