発表だけはとうの昔にされたものの、それ以後何の音沙汰もなくファンおよび関係者をやきもきさせてきたAthlon XP 2400+/2600+。その間に2700+/2800+が発表されるがショップに並ぶ最高クロックは依然として2200+のまま、という状態が続いていた。
そんな中、先週末やっと2400+が発売されたのに続き、今週は2600+のデモが開始された。また同時に2700+のサンプル版も出現、発表後丸2カ月かかった2400+/2600+に対しこちらは発表から3週間少々という“スピード出荷”ぶりだ。
注目なのは2700+。外観こそこれまでのAthlon XPと変わらないが、このモデルナンバーからFSBが266MHzから333MHzに引き上げられており、マーキング“AXDA2700DKV3D”の末尾の文字“D”がFSB333MHzを表している。そのほかの文字は“AXD”=ThoroubredコアAthlon XP、“A”=デスクトップ用、“2700”=モデルナンバー2700+、“D”=OPGAパッケージ、“K”=動作電圧1.65V、“V”=温度上限85℃、“3”=2次キャッシュ256KBを表し、モデルナンバーを除けば1つ上の2800+、1つ下の2600+と同一のスペックとなっている。
なお、2600+の詳細に関してはこちらをご覧いただきたい。
両者が入荷したのはフェイス。いずれも販売開始日、予価などはまったく不明とのこと。前述したように2600+はデモ中、2700+サンプル版も許可が出れば展示する予定ということなので、興味のある方は足を運んでみてはいかがだろうか。
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