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エクストリーム ネットワークス、日本国内における製品配送管理拠点を開設

2002年10月23日 16時57分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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エクストリーム ネットワークス(株)は23日、日本国内における製品配送管理拠点となる“ジャパン・ディストリビューション・センター(JDC)”を開設したと発表、都内で説明会を行なった。JDC開設にはソレクトロングローバルサービス(株)が協力しており、茨城県のソレクトロン茨城内にJDCを設置、1日付けで稼動を開始したという。

井戸取締役
説明を行なった同社取締役技術本部長の井戸直樹氏。「JDCの設立は、日本の顧客へのサービス向上の一環として、日本における対応を強化することを目的としたもの」

同社はこれまで製品の受注から出荷に至るまでのプロセスを、日本を通さず米国本社経由で行なっていたが、今回配送拠点となるJDCを設置したことで、受注から納品、請求などの業務をすべて日本国内で行なえるようになる。国内向け製品を在庫としてJDCで保管することで納期遵守率が向上し、急なオーダーにも対応できるという。

また、JDCでは品質管理のための製品検査を行なうPTC(プロダクトテストセンター)としての役割も併せ持っている。これまでは各代理店が検査を行なっていたが代理店ごとに検査方法が異なっていた。今回より入荷した製品の検査を同社がJDC内で行なうことで検査が統一化され、日本市場に向けた高品質の製品を提供できるようになるという。また品質検査データや改善要求は米本社にフィードバックされるため、従来より速く品質改善が実施されるという。

さらにJDCは、11月よりRMA(Return Material Authorization)拠点としても稼動する。これまで修理品は米国に送らなければならなかったが、今後修理品の返却先を国内に変更し、代替製品発送も国内から行なうという。また、2003年より翌営業日出荷体制を実施するとしている。

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