AV機器を意識したデザイン |
KANAM ElectronicsからAV機器を意識したデザインのアルミ製PCケース「DIGN 4Se」が発売された。 この手の製品としては今までクーラーマスター製ATC-600シリーズなどがすでに発売されている。
フロントには何らかの情報を表示するための液晶を搭載。詳細は後日ショップのホームページで説明されるもよう | 背面には排気用6cm角ファンが2つ装備される | |
ATXサイズマザーボードに対応 | 店内ではTVと並べてデモ中 |
DIGN 4Seは、430×162×402mmと先に発売されたATC-600よりもサイズが大きく、外観のイメージはAVアンプさながらといったところ。効果の程は分からないが、PCケースらしかなぬAV機器風のインシュレータを装備しているところも面白い。サイズが大きいことで「ATC-600」では搭載することのできなかったATXマザーボードが使用できるのは大きなメリットだろう。フロントパネルには厚さ8mmのアルミプレートが採用され一層高級感を増している。そのフロントパネルの中央にはHDD LEDの他に液晶パネルを装備。なんらかの情報を表示させることができるようだが詳細は不明。ショップによると専用のソフトウェアを使う必要があるとの話だが、そのソフトは製品に付属していない。正確な時期は未定ながら、後日OVERTOPのWEBサイト上で公開予定とのことだ。
フロントのベイ数は5インチ×2、その他にUSB2×2、IEEE1394×1を装備している。ちなみに3.5インチベイはついていない。背面には、6cm角ファンが2つ装備されているが、気になる静音性については実際に動作させることができなかったので確認することはできなかった。ところで、シャドウベイは2つ用意されているのだが、その設置位置のために使用するビデオカードの種類によってはHDDと干渉してしまう可能性もある。購入前には確認する必要がありそうだ。価格はOVERTOPで3万9800円となっている。
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