(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは16日、パケット通信サービス“DoPa(ドゥーパ)”に対応したコンパクトフラッシュ(CF)カード(Type II)サイズのデータ通信専用カード『DoPa MAX(ドゥーパ マックス) 2896F』の販売を21日に開始すると発表した。法人向けの製品で、価格はオープン。
『DoPa MAX 2896F』 |
『DoPa MAX 2896F』は、PHS以外で同社初となるCF(Type II)サイズのデータ通信専用カード。受信が最大28.8kbps、送信が最大9.6kbpsのDoPaシングルサービスに対応する。“Wake On Ring機能”などを利用したPUSH型配信サービスに対応しており、メールソフトなどにより自動起動が可能。また、従来の製品に比べて待ち受け時の消費電流を約4割に低減しており、パケット通信時が平均300mA(最大では900mAでCFの規格値の500mAを超えるという)、待ち受け時が平均20mA以下(LED点灯禁止時は平均13mA以下)。本体サイズは幅43×奥行き9×高さ61mm、重量は約25g。