メガソフト(株)は15日、2台のパソコンのデータをリアルタイムで同期させるためのユーティリティーソフト『ACCUSYNC(アキュシンク)』を12月に発売すると発表した。価格は9800円。パッケージの店頭販売のほか、同社のホームページでのダウンロード販売も行なう。なお15日からβ版をダウンロードで無償提供する。
『ACCUSYNC』のメイン画面 |
『ACCUSYNC』は、デスクトップパソコンとノートパソコンなどの2台のパソコンに対して、あらかじめ設定したデータを比較して、どちらか一方のデータを更新すると、もう一方のデータを更新し、同じ環境にするためのソフト。対応するデータは、“マイ ドキュメント”フォルダー内の文書ファイルを含む各種ファイルのほか、『Outlook』の“予定表”“メール”“アドレス帳”、『Internet Explorer』のお気に入りやCookieなどで、アイコンの選択だけで同期することができる(Internet Explorer 5以上/Outlook 2000以上に対応。Outlook Expressには未対応)。将来的には、ほかのユーザーデータにも対応する予定としている。
製品パッケージ |
同期のタイミングは、リアルタイム同期、スケジューリング同期、更新されているファイルの一覧から選んで同期するリアルタイムチェック、手動同期、起動時の自動同期、無線LANやUSBによる接続時の自動同期などを選択できる。また、意図しない同期が行なわれないようにチェックする機能や、復元する機能(直前の1回のみ)などの機能も搭載する。異なるバージョンのWindows同士のデータの同期も行なえるという。対応OSはWindows XP/2000/Me/98。利用できる接続環境はEthernet、シリアルポートなど(有線/無線LAN、インターネット、ホットスポット、USB、IEEE1394ほか)。1ライセンスで2台のパソコンにインストールできる。なお、プログラムの開発は、(有)エスコンピュータ。