(株)ケイ・オプティコムは11日、インターネット接続サービス“eo(イオ)”のユーザー向けに、IPテレビ電話サービス“TELvision(テルビジョン)”の提供を開始すると発表した。これは(株)ソフトフロントと共同で開発したもので、15日にサービスを開始する。
“TELvisio”は、ケイ・オプティコムの光ファイバーネットワークを経由して、専用ソフトをインストールしたパソコン同士でテレビ電話などを利用できるサービス。1対1のテレビ電話のほか、4人同時通話のテレビ会議も可能。文字チャットやファイル転送などの機能も利用できる。eoユーザー向けのオプションサービスとして提供し、月額基本料は250円(専用IDが2つ割り当てられる/オプションとしてIDあたり200円で最大5つまで利用可能)。
通話ユニット(“TELvision”のメイン画面) |
専用ソフトの対応OSは、Windows 98/98 SE/2000 Professional/Me/XP。Pentium II-400MHz以上のCPU、128MB以上のメモリー、全二重対応サウンドカードを搭載したパソコンとウェブカメラ、ヘッドセットあるいはハンドセットが必要。
同社では、12月2日から本格提供を予定しており、12月1日まで、“eo(イオ)ホームファイバー”と“eo(イオ)メガエア”のユーザーに無料でサービスを提供するとしている。両社は今後、“eoメガファイバー(マンションタイプ)”や“eo64エア”など、ほかの“eo(イオ)”シリーズへの対応を順次進めるほか、一般の電話機での利用や公衆網への発着信などのサービスについても料金を含めて検討していくという。