日本電気(株)とNECカスタマックス(株)は10日、カラーインクジェットプリンター“ピクティ”シリーズのスタンダードモデルとして、従来機種の約50％に小型化したA4判カラーインクジェットプリンター『PICTY880(ピクティ880)』の販売を同日付けで開始したと発表した。価格はオープン。
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| 『PICTY880』 |
『PICTY880』(PR-C880)は、最高解像度が2400×1200dpiで、モノクロなら最大毎分10枚、カラーなら毎分8枚の印刷が行なえるサーマルインクジェットプリンター。給紙と排紙を本体前面から行なえる“フロントイン・フロントアウト方式”を採用しており、従来機種(PR-J870)に比べて、筐体のサイズを約50％、重量を約36％にしたのが特徴。プリントカートリッジも従来の半分以下のサイズにしたという。
用紙サイズや印刷向きなどの印刷設定を1画面で行なえる新ドライバーソフトを採用し、パソコンから印刷データが送られると自動的に電源をオンにするオートオン機能、カラー/黒のどちらか一方のプリントカートリッジが装着されていれば継続印刷が行なえるリザーブ機能などを搭載している。用紙は、普通紙、再生紙、インクジェット専用紙、フォト用紙、専用OHPフィルムに対応しており、はがきからA4サイズまで印刷できる。給紙トレイには普通紙を最大100枚まで、はがきは40枚までセット可能。
インターフェースはUSB 2.0(Full-Speed)を装備する。電源はAC100Vで、消費電力は平均23W。稼働音は約52dB。本体サイズは幅422×奥行き182×高さ142mm、重量は2.04k。
