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NEC、実効スループットが70Mbpsのワイヤレスブロードバンドルーター『AtermWB7000H』を発売

2002年10月11日 20時28分更新

文● 編集部

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日本電気(株)とNECアクセステクニカ(株)は10日、ワイヤレスブロードバンドルーター“WARPSTARΔ(ワープスターデルタ)”の新製品として、PCカード型の子機をセットにしたワイヤレスブロードバンドルーター『AtermWB7000HワイヤレスLANセット(11bカードタイプ)』の販売を同日付けで開始したと発表した。併せて、単体モデル『AtermWB7000H』(PA-WB7000/B)と増設用子機『AtermWL11CB』も販売する。価格はオープン。出荷開始は11月上旬の予定。

『AtermWB7000H』
『AtermWB7000H』(左がWB7000/B、右がPC-WL11/C(B))

『AtermWB7000H』(PA-WB7000/BC)は、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能を搭載した、実効スループットが70Mbpsのワイヤレスブロードバンドルーター。有線で最大70Mbps、無線で最大11Mbpsの通信が可能という。PPPoEに対応しており、LAN側のPPPoEフレームをWAN側に透過させるPPPoEブリッジ機能を搭載する。複数のグローバルIPアドレスを利用できる“複数固定IPサービス”や、VPN(PPTP)パススルーもサポートする。無線LAN機能は、セキュリティーに64bit/128bit WEPの暗号化に対応し、MACアドレスフィルタイリングのほか、製品本体ごとに異なるネットワーク名(ESS-ID)を設定して出荷し、ネットワーク名が不明な場合には子機からの無線検索に応答しない“ESS-IDステルス機能”を搭載する。そのほか、UPnPに対応しており、Windows Messengerなども利用可能。各種設定はウェブブラウザーで行なえる。インターフェースはWAN側が10/100BASE-TX×1、LAN側が10/100BASE-TX×4で、Auto MDI/MDI-Xに対応し、スイッチングHubの機能を搭載する(MACアドレスは1024)。電源はAC100Vで、消費電力は最大8W。本体サイズは幅25×奥行き157×高さ215mm、重量は600g。

『AtermWL11CB』(PC-WL/11C(B))は、IEEE802.11bに準拠したPCカード(Type II)型の無線LANカード。ダイバーシティーアンテナを内蔵する。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows XP/Me/2000 Professional/98 SE/98。電源はパソコンから供給を受け、消費電力は最大約1.5W。カードサイズは幅54×奥行き119×高さ9mm(突起部を除く)、重量は60g。

『AtermWB7000HワイヤレスLANセット(11bカードタイプ)』(PA-WB7000/BC)は、AtermWB7000HとAtermWL11CBをセットにした製品となる。

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