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システムズユニオン、会計統合業務パッケージ『SunSystems 5 日本語版』を発売

2002年10月11日 21時06分更新

文● 編集部 高橋洋子

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システムズユニオン(株)は11日、会計統合業務パッケージ『SunSystems 5(サンシステム 5) バージョン5.1.4』の出荷を11月初旬に開始すると発表した。

SunSystems 5
『SunSystems 5』

同製品は、会計管理を行なう“Financials”、受注・購買・在庫の管理を行なう“Order Fulfillment”および基盤となるツールで構成される統合業務パッケージ。 2元基本通貨処理が可能な多通貨機能をはじめ、27ヵ国語をサポートした多言語機能、詳細な分析機能などを搭載している。

SunSystems 5全体図
『SunSystems 5』と関連モジュール図
SunSystems Connect
“SunSystems Connect”概要図

最新版となるバージョン5.1.4では、Navigation Managerやフォームデザイナーなどのエンドユーザー用ツールを強化したほか、新設計のレポートデザイナーによるインタラクティブなレポーティング機能を搭載した。 また、XML対応のインターフェース“SunSystems Connect”の強化も行なわれ、SOAPメッセージングに対応したほか、セキュリティーや他のアプリケーションとの連携機能なども向上している。

動作環境は、サーバー側のOSがWindows NT Server 4.0(SP6a)/2000 Server(SP2)/UNIX(予定)、クライアント側がWindows NT 4.0(SP6a)/2000 Professional(SP2)/XP Professional。データベースはSQL Server 2000およびOracle9i。モジュールごとのライセンス販売となり、財務・管理会計を行なえるエントリーモデルの基本システム構成で約300万円からとなる。

これに伴って都内で行なわれた記者発表会では、新製品の紹介および同社のビジネス戦略などの説明が行なわれた。英システムズユニオン社アジア地区CEOのアシュレイ・クラーク(Ashley Clarke)氏 は、「社内をはじめ社外からもリアルタイムに情報を共有する必要性が高まってきている。SunSystems 5を利用することにより、詳細な会計情報を日本語で提供できる」と述べた。

竹田社長システムズユニオン(株)代表取締役社長の竹田謙二氏

また、システムズユニオン(株)代表取締役社長の竹田謙二氏が国内戦略について説明し、「日系企業が海外展開する際のサポートに最も注力している。ホテル業・建設業および生保・損保・証券などノンバンク系の金融業にターゲットを絞り、2006年度までに1400社の導入が目標だ」としている。

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