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ソニーマーケティング、オーナー認識や自己充電が可能となる“AIBO-ware”や遊び道具『スピードボード』などを発売

2002年10月10日 19時53分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は10日、エンターテインメントロボット“AIBO”用ソフト“AIBO-ware”として、“オーナー認識”や“自己充電”機能を搭載できる『おりこうAIBO』と、人なつこい動作が特徴の『かわいいAIBO』を11月16日に発売すると発表した。価格はおりこうAIBOが9800円、かわいいAIBOが8000円。併せて、AIBOを乗せて動かせる専用アクセサリー『AIBOスピードボード』と、『ERS-210A』に2003年2月2日までの期間限定の新色を採用したモデル『ERS-210A/R』(“バーガンディーレッド”)『同/WJ』(“スノーホワイト”)を11月16日に発売する。価格はAIBOスピードボードが1万8000円(専用ソフトが付属しない製品は1万4000円)、ERS-210A/Rと同/WJがそれぞれ15万円。パソコン量販店や百貨店などで販売するほか、ソニー(株)が11月8日午後にAIBOホームページ内の“AIBO SHOP”で、11月9日に電話(0570-008811、携帯電話からは03-5470-0666)で受注を開始する。

『ERS-210A/R』 『ERS-210A/WJ』
『ERS-210A/R』『ERS-210A/WJ』

『おりこうAIBO』(ERF-210AW06J)は、AIBOに名前・声・顔を登録すると人物を特定でき、オーナー自身が登録すると、ほかの人には見せない特別な愛情表現(ダンスなど)を行なうようになるオーナー認識機能や、バッテリーの残量が少なくなった場合やオーナーが特定の言葉で呼びかけた場合に、付属の“マーカー”と“ピンクボール”をセットした別売の『エナジーステーション』に座って充電を開始する自己充電機能を搭載する自律型AIBO-ware。対応機種は“ERS-210シリーズ”。

『おりこうAIBO』
『おりこうAIBO』(自己充電機能で座っている様子)

『かわいいAIBO』(ERF-310AW13J)は、人間の声や顔、動く物体を検出し、人に歩み寄るなどの人なつこい行動をとれる自律型AIBO-ware。仰向けや逆立ち、ブリッジ、人の手を借りてつかまり歩き、人の手にキスをするなどのモーションを搭載し、“ワイヤレスコミュニケーション機能”にも対応している。対応機種は“ERS-310シリーズ”/『同-31L』。

『かわいいAIBO』
『かわいいAIBO』(つかまり歩きのイメージ)

『AIBOスピードボード』は、専用ソフト『AIBO Speed Boarder』を使用し、音声やピンクボールなどでAIBOをこれに乗せて操縦できるAIBOの遊び道具。AIBOに走行ルートを記憶させ、再現走行も行なえる。“ERS-210/220シリーズ”に対応した『ERA-201TP2』(専用ソフト付き)、『ERS-110/111』に対応した『ERA-201TP1』(同)、両シリーズで使用できる単体製品『ERA-201T1』(専用ソフトは付属しない。AIBOホームページ内のダウンロードサービス“Net de AIBO-ware”を通じて専用ソフトを1000円でダウンロード提供する予定)を用意する。ERA-201TP1とERA-201T1は電話とAIBO SHOPでの受注販売のみとなる。

『AIBOスピードボード』
『AIBOスピードボード』

なお、AIBO SHOPにおいて、“ERS-210Aシリーズ”購入の際、部位ごとに色を選べる“My Select AIBO”を11月8日~2003年2月2日まで実施する。頭部5色、脚部5色、耳と尻尾10色、キャノピー5色を用意する。また、AIBOが話しかけてくるAIBO-ware『ERF-310AW12J』を11月2日に発売する。価格は8000円。対応機種はERS-310シリーズ/同-31L。開発元はソニーと(株)ナムコ。

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