ニフティ(株)は10日、インターネット総合サービス“@nifty(アット・ニフティ)”において、@nifty会員向けに、海外で無線LANが利用できる“GRICブロードバンド”の提供を同日付けで開始したと発表した。利用料金は1分40円。
“GRIC”は、ニフティが米GRIC Communications社との提携により提供している海外ローミングサービス。これまでダイヤルアップ接続のみの提供だったが、今回のサービス開始により、海外でも無線LANを使って、空港やホテルなどのホットスポットでインターネット接続ができるようになる。
必要な機器は、“IEEE802.11b”に準拠し、“Wi-Fi”認定を受けた無線LANカード。また、ニフティで配布している無償の接続用クライアントソフト『GRIC MobileOffice4.0』をパソコンにインストールしておく必要がある。
利用できる国は米国、中国、シンガポール、台湾、香港、オーストラリア、ニュージーランド、デンマーク、スウェーデン、フィリピンの10ヵ国国、約630ヵ所。