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『Turbolinux 8 Server』、10月25日に発売

2002年10月02日 00時00分更新

文● 編集部

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ターボリナックス(株)は、『Turbolinux 8 Server』を10月25日に発売する。

『Turbolinux 8 Server』
『Turbolinux 8 Server』

『Turbolinux 8 Server』は、12月に発売が予定されている『Turbolinux Enterprise Server powered by UnitedLinux』の下位製品となる。しかし、非同期I/Oのサポートやプロセススケジューラ改良、LKSTの実装など、エンタープライズレベルの機能や改良が加えられている。おもにApacheやPostgreSQL、Tomcat、Zopeといったオープンソースのアプリケーションで構築される、業務サーバでの利用を想定している製品だ。

『Turbolinux 8 Server』のおもな特徴は以下のとおり。

  • Hyper-Threadingへの対応
  • RAWデバイスのreadv、writev実装によるデータベースのパフォーマンス向上
  • 非同期I/Oのサポート
  • プロセススケジューラの改良によるSMPシステムでの性能向上
  • LKCD実装
  • IPSec対応
  • SMTPサーバのSSL対応
  • セキュリティ設定ツール『Bastille』搭載
  • 128ビットSSLライブラリ搭載
  • PostgreSQLとPerl、Python、Zopeを接続するモジュール『pgbash』搭載

商用アプリケーションには、バックアップ/リストアツール『NetVault 6.5 Turbolinux Edition』やアプリケーションサーバ『Interstage Application Server』トライアル版、『Macromedia ColdFusion MX』、『RealSystem Server Basic』などが収録される。

動作環境は以下のとおり。

  • CPU……Pentium相当以上
  • HDD……2GB以上推奨
  • メモリ……64MB以上(128MB以上推奨)

価格は3万9800円。アカデミック版、『Turbolinux』既存ユーザー向けの優待パッケージはいずれも2万4800円。

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