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富士ゼロックス、A4ヨコ毎分35枚のA3カラーレーザープリンター『DocuPrint C3530』を発売

2002年10月01日 19時33分更新

文● 編集部

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富士ゼロックス(株)は1日、カラー/モノクロとも毎分35枚(A4ヨコ)のプリントが行なえるA3カラーレーザープリンター『富士ゼロックスDocuPrint C3530(ドキュプリント シー3530)』を7日に発売すると発表した。価格は59万8000円。

『DocuPrint C3530』『DocuPrint C3530』

『DocuPrint C3530』は、マイクロタンデムレーザーエンジンとPowerPC G4-600MHzプロセッサーを搭載し、1200dpiの印刷解像度を持つカラーレーザープリンター。乳化重合凝集法トナーとオイルレス定着技術を採用し、テカリやギラツキを抑えたことで、印刷した面にポールペンによる書き込みやスタンプの捺印、付箋の貼り付けも行なえる。600dpiでは隣接画素に均一な潜像を形成することで多値による各色256階調に対応したほか、高精度レジストレーション合わせ技術“X-MTカラーレジコントロール技術”により、色ずれの自動検知/補正、転写ベルトの蛇行補正を行ない、正確で安定したプリントが行なえるようにしたという。また、省エネルギー型高速定着器“Free Belt Nip Fuser”の採用により、ウォームアップタイムを40秒以下に短縮したとしている。

印刷用紙は最大305×1200mmの長尺用紙に対応。POP専用ソフトだけでなく、PowerPointやExcelなどのアプリケーションからも長尺用紙に出力できる。機密文書などにユーザー名とパスワードを付けてプリント指示し、プリンター本体のオペレーションパネルの操作でプリントを開始するセキュリティープリントにも対応する(オプションの増設メモリー/増設HDDが必要)。また、ネットワーク経由でWindowsマシンから送ったPDFファイルをプリンター内で直接処理してプリントするコンテンツブリッジ機能を標準で装備する。

ページ記述言語はART EXで、オプションによりPostScript 3やESC/P、HP-GL2にも対応する。搭載する日本語フォント2書体、欧文フォント15書体。インターフェースは双方向パラレル(IEEE1284準拠)のほか、USB 1.1と10/100BASE-TXを装備する。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/XP。PostScriptでは漢字Talk 7.5.3~Mac OS 8.1/8.5~9.2.1にも対応する。メモリーは64MB(1024MBまで増設可能)。電源はAC100V。消費電力は最大1270Wでスリープモード時は8.5W。本体サイズは幅632×奥行き682×高さ493mm、重量は91kg。オプションとして、ステープラーで止める処理まで行なえるユニット『ライトステープルフィニッシャー』(25万円)を用意する。

カラー/モノクロとも毎分28枚(A4ヨコ)でプリントできる自動両面プリント機能を搭載する“モデルTD”もラインアップしており、価格は74万8000円。

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