(株)エルザジャパンは27日、ビジネスアプリケーション向けにマルチディスプレー対応のグラフィックスカードの新製品としてPCIバス対応の『ELSA WINNER4 200 NVS PCI』を同日付けで発売すると発表した。価格は2万7800円。これは7月に発表したAGP対応の『ELSA WINNER4 200 NVS』のPCIバス対応版に相当する。
『ELSA WINNER4 200 NVS PCI』 |
『ELSA WINNER4 200 NVS PCI』(WN200-64PR)は、デュアルディスプレーに対応したグラフィックスカードで、米エヌビディア社製の『Quadro4 200 NVS』グラフィックスプロセッサー(250MHz動作)と64MBのメモリー(DDR SDRAM)、350MHzのRAMDACを搭載する。2次元CADのほか、レタッチソフトやオフィスソフトなどのビジネスアプリケーション、ノンリニアビデオ編集などをターゲットにしており、3次元CADには向いていないという。解像度は最大で、アナログが2048×1536ドット、デジタルが1280×1024ドット。出力はLFHコネクター×1で、同梱の『LFH-VGA分岐ケーブル』(CB-LFH-DVI2)を利用してアナログRGB(VGA)×2に変換できるほか、オプションの『LFH-DVI分岐ケーブル』を利用すればデジタル(DVI-I)×2にも対応する(価格は3980円)。カードはサイズが幅168×奥行き65mmのLow-Profileデザインとなっており、PCI 2.1以降に対応する。ATX仕様の標準ブラケットが付属し、オプションでLow-Profileブラケット『P3019』も用意する(価格は1000円)。対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0/98/Me。