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日本IBM、音声応答ソフト『WebSphere Voice Server V3.1』を発売

2002年09月26日 18時36分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は26日、電話からの音声でインターネット上のアプリケーションを利用するためのソフトウェアの最新版『WebSphere Voice Server(ウェブスフィア・ボイス・サーバー) バージョン3.1』の出荷を10月11日に開始すると発表した。ライセンス料は年間289万5900円(バージョンアップ/保守料金込み)。

同ソフトは、音声認識ソフトウェア『ViaVoice』の技術をベースに、Javaや、インターネット対応の音声アプリケーション用言語“VoiceXML(the Voice eXtensible Markup Language)”などの業界標準技術を採用しており、利用者が電話で話した音声情報をテキスト情報に変換して必要なデータを検索し、検索結果を音声に変換して返すことができるほか、テキスト情報による返信にも対応する。バージョン3.1では、VoiceXMLの次期バージョン“2.0”で提案されているドラフト仕様“N-Best”を採用しており、認識結果の確信度に応じた複数の回答候補を返す機能も追加されている。対応言語も、日本語、英語、中国語など従来からサポートしている9言語に、ブラジル・ポルトガル語とカナダ・フランス語を加えた11言語となった。対応OSは、Windows 2000、AIX。

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