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オリンパス、500万画素CCD搭載のデジタルカメラなど3製品を発売

2002年09月25日 16時55分更新

文● 編集部 内田泰仁

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オリンパス光学工業(株)は24日、有効500万画素のCCDを搭載する『CAMEDIA C-5050』と、新たにラインナップに加わった430万画素および500万画素CCD搭載のコンパクトタイプ『CAMEDIA X-1』『CAMEDIA X-2』を発表した。11月下旬発売の『CAMEDIA C-5050』の価格は12万8000円、同じく11月下旬発売の『CAMEDIA X-1』が8万1000円、11月上旬発売の『CAMEDIA X-2』は8万9000円。

『CAMEDIA C-5050』

『CAMEDIA C-5050』は、“CAMEDIA”シリーズのフラグシップモデル。有効画素数500万画素のCCDと、F=1.8~F2.6、35mmフィルム換算で35~105mmの光学3倍ズームレンズ(非球面レンズ2枚を含む7群10枚構成)を搭載する。基本的なボディーデザインは従来のCAMEDIAシリーズのものを継承するが、ボディー素材には初めてマグネシウム合金を採用している。従来色信号と輝度信号に一律で施していたガンマ処理をそれぞれの信号に施すことにより、色の諧調特性を向上させ、忠実な色再現を可能にする画像処理技術“プロパーガンマテクノロジー”と、画像のノイズと輪郭とを識別し、ノイズが少なく解像感の高い画像を実現する“アドバンストノイズフィルター”という2種類の高品位画像処理技術を新たに搭載する。

このほか、

  • 肌色の色再現性が強化された“iESP II オートホワイトバランス機能”の装備やプリセットホワイトバランスの強化
  • 標準/ポートレート/風景/夜景の4種類のシーンプログラムを各撮影モードにおいて活用する“シーンプリセット機能”を搭載
  • 撮影時および再生時のヒストグラム(輝度成分グラフ)表示
  • 3cmまでの至近距離撮影が可能な“スーパーマクロ機能”を装備
  • AFターゲットマークを中央より上下左右に2段階移動可能な“AFターゲット選択”を搭載

といった特徴を持つ。

撮影時の最大画像解像度は2560×1920ドット、動画撮影時の解像度と最大録画時間は320×240ドットで約96秒、160×120ドットで約424秒。記録メディアは、スマートメディア、コンパクトフラッシュ/マイクロドライブのほか、xDピクチャーカードにも対応し、スマートメディア/xDピクチャーカード用の“2 in 1スロット”とコンパクトフラッシュ/マイクロドライブ用のスロットを1基ずつ搭載するデュアルスロット構成。本体サイズは、幅113.5×奥行き69.5×高さ79.5mm、重量は375g(電池、カードを除く)。

『CAMEDIA X-1』『CAMEDIA X-2』

新規ラインナップの『CAMEDIA X-1』および『CAMEDIA X-2』は、CAMEDIAシリーズ最小となるコンパクトデジタルカメラで、両機とも本体サイズは幅99.5×奥行き41.5×高さ58.5mm、重量194g。記録メディアにxDピクチャーカードを、電池に専用の小型リチウムイオン充電池を採用するなどの小型・軽量化が図られている。搭載するCCDは、X-1が有効430万画素、X-2が有効500万画素で、撮影時の最大画像解像度はX-1が2368×1776ドット、X-2が2560×1920ドットとなっている。レンズは両機共に6群7枚構成の光学3倍ズームレンズを搭載し、開放F値はF=2.8~4.8。

プログラムオート/絞り優先/シャッター優先/マニュアル撮影/動画撮影の撮影モードに加え、ポートレート/セルフポートレート/スポーツ/風景/夜景/記念撮影の合計6種類のシーンプログラムを持ち、初心者でもシーンに合った最適な設定での撮影が可能となっている。また、デジタルESP測光とスポット測光の2種類の測光方法や、4種類のフラッシュモードと2種類のスローシンクロを持つフラッシュ設定などを備える。

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