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日立、IEEE 802.11a準拠の最大54Mbps“5GHz無線LANシステム”を発売

2002年09月24日 17時55分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は24日、IEEE 802.11a準拠(最大転送速度が54Mbps、実効速度が約22Mbps)の“5GHz無線LANシステム”を25日に発売すると発表した。価格は無線LANアクセスポイント『PC-CN5410』が4万9800円、無線LAN PCカード(Type II)『PC-CN5420』が1万9800円。同社の企業向け直販サイト“日立Internet Shop”と営業・販売代理店などを通じて販売する。対応OSはWindows 98/2000 Professional/XP Professional。

“5GHz無線LANシステム”
“5GHz無線LANシステム”(左から『PC-CN5420』と『PC-CN5410』)

“5GHz無線LANシステム”は、暗号化機能として64/128bitWEPに加え、152bitWEPを搭載する。MACアドレスフィルタリングにも対応し、登録したMACアドレスにそれぞれ異なるWEPキーを設定できる。PC-CN5410は、10BASE-T/100BASE-TX(RJ-45)ポートを搭載し、有線LANに接続可能なブリッジ機能や、アクセスポイントを設置した場所に持ち込んだパソコンをLANに自動接続する(ネットワークセグメントが同じ場合に限る)ローミング機能を装備する。使用周波数帯は5.15~5.25GHz(4ch)で、干渉しないチャンネルの自動検出が可能となる。IEEE802.11b仕様(2.4GHz帯)の製品との通信互換性はないが、電波干渉しないため共存が可能という。アクセスポイント1台あたりの同時接続台数は最大20~30台を推奨している。ネットワーク管理はSNMPに対応する。アクセスポイントはウェブブラウザーから設定できるほか、自動検出する専用ユーティリティーが付属する。

PC-CN5410のサイズは幅205×奥行き136×高さ40mm、重量は約400g。PC-CN5420の対応機種はFLORA 270GX NW3、FLORA 220FX NP2/NP3/NP4/NP7、FLORA 270HX NW5/NW7、FLORA 220W NS3、FLORA 270W NW6/NW8/NW9。

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