東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は24日、定額制ADSL接続サービス“フレッツ・ADSL”とFTTH接続サービス“Bフレッツ”において、PPPoEの同時接続セッション数を変更すると発表した。NTT西日本はセッション数を追加できるサービス“フレッツ・プラス”の提供も開始する。
NTT東日本は、10月1日からフレッツ・ADSLの1.5Mタイプと8Mタイプの同時接続セッション数を1から2に増やし、11月8日から12MbpsのADSLサービス“フレッツ・ADSL モア”の同時接続セッション数を2とする(東京の一部地域から順次拡大予定)。Bフレッツについては、ビジネスタイプ(同時接続セッション数4)とベーシックタイプ(同2)はそのままで、ニューファミリータイプ/ファミリータイプ/マンションタイプ/FWAタイプの同時接続セッション数を10月1日から1から2に増やす。これにより、同一端末から異なる接続先への同時接続が行なえるほか、異なる2つの端末からそれぞれ異なる接続先への同時接続が行なえるようになる(Hubやルーターが別途必要)。申し込みは不要で、追加料金や工事費も不要。
NTT西日本は、フレッツ・ADSLの1.5Mプラン/8Mプラン/モアとBフレッツのファミリー100タイプ/ファミリータイプ/マンションタイプの同時接続セッション数を1から2に増やす。提供開始は10月1日で、モアのみ11月の予定。利用するには申し込みが必要で、工事費は基本工事費が1000円、交換機等工事費が1000円の計2000円。月額利用料金は変わらない。
新たに提供するサービス“フレッツ・プラス”は、Bフレッツとフレッツ・ADSLの全メニューを対象とするもので、同時接続セッション数を任意に追加できる。Bフレッツのビジネスタイプでは、16セッションまで追加でき、最大同時接続セッション数は20となる。ベーシックタイプは8セッションまで追加できる。そのほかのファミリー100タイプ/ファミリータイプ/マンションタイプとフレッツ・ADSLの1.5Mプラン/8Mプラン/モアは3セッションまで追加できる。料金はBフレッツのビジネスタイプの場合、1契約セッション数あたり月額2000円、それ以外はすべて月額1000円。工事費は基本工事費が1000円、交換機等工事費が1000円の計2000円。販売開始は10月1日の予定で、フレッツ・ADSL モアのみ11月の予定。
